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初心者

uchidaruma

「アテスト」ってなんのこと? プロには常識の競技ゴルフの必須知識

競技ゴルフに参加をすると、自分のスコアとは別に同じ組にいるもう一人のスコアを計測することがあります。

ゴルフは個人スポーツですがこのアテスト作業によって公正な競技を担保しているのです。

競技ゴルフのアテストって何?

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アテストとは、ラウンドがストロークプレーで終わった時にスコアに間違いがないかをマーカー(同伴競技者の一人)が確認して、サインをするということです。

アテストを直訳すると「証明する」という意味になるのですが、競技ゴルフではアテストとはサインをする確認の一連の作業のことを指したり、サインそのもののことを指したりします。

ゴルフでラウンドする時には自分でスコアをつけるのが一般的ですが競技ゴルフでは公平性を高めるためにアテストが行われています。

競技ゴルフのアテストで注意する点とは?

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競競技ゴルフでは公平性を高めるために自分でスコアをつけないで、プレーヤーの代わりにマーカーがスコアをつけてアテストを行いますが、一点だけ気をつけなくてはならないところがあります。

それは、アテストがない、またはプレーヤーのサインがない場合にはそのスコアカードは有効とされないのです。

スコアカードが有効とされない、ということは正式な競技ゴルフではそのプレーヤーは失格となってしまいますので、注意が必要です。

競技ゴルフのアテスト、どんな方法で行われる?

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競技ゴルフでのアテストの受け方、知らないといざという時に困りますよね。

これはまず、早めにフロントで受付を行い、スタートの10分前にはスタートホールのティーグラウンドの周辺に集まります。

そして、競技委員からマーカーの指定を受けます。競技委員の合図で競技ゴルフをスタートし、ホールアウトします。

ホールアウトしてすべてのプレーが終わったら、マーカーとスコアの確認を行ってください。
スコアに間違いがないかどうか確認して、マーカーと自分のサインを確認します。

そしてスコアカードを投函箱に入れて終了です。

競技ゴルフのアテストが間違っていたら?

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スコアが間違ってるから、自分で直しておこう!とマーカーの知らないうちに提出用のスコアカードを自分で書き直して提出すると、失格になってしまいます。

もし万が一スコアの確認をした時に間違いを発見したら、自分で勝手に直してしまわずにマーカーに指摘し、消しゴムで消してもらって修正してもらってください。

マーカーの確認のないままにスコアを消すと、その時点でアテストは無効となってしまいます。

間違いを発見したら、マーカーに申告して直してもらうようにしてくださいね!

また、提出したスコアカードのスコアが少なく書かれていた場合も過少申告となって失格になってしまいます。

しかしその逆に、多かった場合にはそのスコアが使われますので注意が必要です。

競技ゴルフのアテストは、やる場合もやってもらう場合もスコアの確認をしっかりとする必要があります。

ルールを知っていれば特に緊張することもなくゴルフに集中することができますので、競技ゴルフに参加する場合は覚えておきましょう!