Gride

gettyimages/647726180
getty

ゴルフスイング

Fagio

ハンドファーストで打つことで、フェアウェイウッドを攻略しよう!

フェアウェイウッドの打ち方では、「払い打ち」がよく推奨されているのを見かけます。

ソールが広いフェアウェイウッドならではの特徴を活かしたスイングですね。

しかし払い打ちをしているつもりが、すくい打ちになってしまっている方をよく見かけるんですよ。

実は、フェアウェイウッドこそハンドファーストの意識が大切なんです。

まずフェアウェイウッドの特徴は?

getty

ハンドファーストを語る前にまずフェアウェイウッドの特徴を知っておきましょう。

・距離が長いセカンドショットなどで使われて、ドライバーに次ぐ距離を稼ぐことができる
・ソールが広いためダフりにくい
・フェースが薄く、ドライバーよりボールが上がりやすい

こんな特徴があるんですね。

ロフト角はアイアンほどありませんので、どうしてもボールを上げようとする意識が働いてしまいます。

そのような意識を持つと、すくい打ちになりやすく、結果、苦手意識を持ってしまうゴルファーも多いようです。

スイング軌道はハンドファーストが基本

getty

フェアウェイウッドと言えど、ハンドファーストのスイングが基本になります。

ロフト角がないのでボールが上がらない、という意識は捨てましょう。

フェアウェイウッドはボールが上がりやすいクラブなんです。

すくい打ちでチョロが多発するほどもったいないことはありませんから。

アイアンのようにハンドファーストで上からしっかり叩くことを意識したスイング軌道が大切です。

インパクト後のフォローでは、低くヘッドを前方に押し込むイメージで振っていきます。

ハンドファーストで上から叩くイメージは利点がある!

getty

ハンドファーストで上から叩く、ということはダフるのではないかと心配されるゴルファーがいます。

しかしこれはフェアウェイウッドの特徴でもあるソールが長いことを利用しましょう。

ソールが長いということは、芝などでザックリをする心配がなく、仮にダフったとしてもヘッドが滑ってくれます。

そのため失敗しても大ケガをする確率はアイアンよりも低く、ハンドファーストの意識付けには利点があるんです。

「地面にザックリすることがない分だけ上から打ち込んでいける」という考えに変えてしまえば、フェアウェイウッドの苦手意識は消えていきますよ。

何事もほどほどが大事、極端に上からは逆効果

getty

ハンドファーストで上から叩く、というイメージは払い打ちよりもミスが少ないことがわかりましたね。

しかし上から叩くといっても極端過ぎるのは問題があります。

ボールの手前でダフって、ヘッドがバウンドしてしまいチョロを頻発する方がそういったタイプです。

これを解消するには緩やかに上から叩くことを心がけてください。

上から叩くことはできているんですが、角度がキツ過ぎるためミートポイントが非常に狭くなってしまっていることが原因です。

この角度を緩やかにすることによって、ミートポイントが格段に広がってミスショットが激減していきます。


いかがでしたか?

フェアウェイウッドはハンドファーストで打つように練習していきましょう。

距離の長いホールのセカンドショットに苦手意識を持っているゴルファーの方、フェアウェイウッドが使いこなせるようになるとスコアメイクの大きな武器になりますよ。