ゴルフスイング
セベケン
憧れのハンドファースト!ロフトを立てて打つプロに近づくには?
この間、ゴルフ雑誌の実験コーナーの記事を見ていたら、「プロはロフトを10度も立てて使っている!」という驚愕(?)のデータが載っていました。
私も1クラブ分(4~5度)くらいは立てて使っているつもりでしたが、10度と言えば、2クラブ以上ですよね!
それでショートアイアンで180ヤードも飛んだりしている訳です。
飛ぶから立てているのではない!
ですが、プロは単に遠くに飛ばすためだけに、ロフトを立てているのではありません。
アイアンは縦距離が合わなければ、いくら飛んでも意味はありません。打つたびに飛ぶ距離がマチマチでは、スコアを作れませんからね。
プロがロフトを立てて使うのは、ハンドファーストで、ボールからしっかりとらえていくためです。
プロ競技の練習場に行くとわかりますが、インパクトの音が「乾いて」いません?
「カシッ!」ていう音ですよね。このボールからとらえて行くには、斜め上からロフトを立てて行く必要があるのです。
アマは“ロフトなり”が多い
それに比べると、アマチュアの練習場音♪は、「ドン!」だったりしますよね。
これは、ほとんどのショットが、手前から入っている証拠です。
つまり、ロフトなりに手前から滑らせるように打っているわけです。
なので、アマチュアがやさしいと感じるアイアンは、ソールの広い、ウッドのように地面を滑らせることのできるアイアンが主流になるわけです。
ただ、それだと、アマチュアの多くのゴルファーが求めてる「飛距離」に不満が出るので、同じ番手でもプロが使うマッスルバックアイアンより、だいぶロフトが立っているわけです。
プロは2クラブ分ロフトを立てて使い、アマは2クラブ分ロフトの立ったクラブを使っている訳です。
プロスイングに近づくには?
練習量の少ないアマチュアゴルファーがプロのスイングに近づくのは、正直言って難しいです。
芝から打てる練習場でアイアンを打てば、たいていの人は、ダフリ連発になるものです。
コースの芝の上から的確にミートできないのは、むしろ当然と言っても良いわけです。
そこで、ちょっとだけプロ寄りに近づく練習法!
それは、ドライバーで低いボールを打つ練習です。
ティーアップの高さは、普段のままでも構いません。それを、ボールを右足寄りに寄せるのではなく、通常のボール位置で低く打つのです。
慣れてきたら、マットの上から、ちょっとクラブを短めに持って直ドラでも構いません。地を這うゴロを打つのです。
マン振りの必要はありません。アプローチ程度のスイングで十分です。
これでしっかり目標方向にボールをゴロで転がせれば、スイング自体をイジらなくても、ボールからとらえるスイングに近づきます。
上からドンと打ち込む必要はありません。ヘッド自体をハンドファーストで、低く出して行くだけです。
お試しあれ! (^_-)-☆