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ライフスタイル

ノザ@ゴルフライター

スコア見る派?見ない派?それぞれのメリット、デメリットを考えた!

止まらないビール腹!

どうも~ノザです!

今回は、「スコア見る派と見ない派のそれぞれのメリット、デメリット」をテーマに書いていきます。

先に言っておくと、僕は見ない派に憧れる見る派です。ややこしい(笑)。僕の周りにいる方達は見る派が多いですかね。

これ結構分かれるテーマでして、プロも見る派と見ない派がいます。どちらが正解とかないのだけれど、個人的にはこの見る見ないだけでもスコアには影響するのでは? と思っています。

ゴルフはメンタルです。数字を追い掛けている訳で、その数字を知るタイミングで心を動かされるのは変な話ではない。

ではそれぞれのメリット、デメリットを紹介していきます!

【スコア見る派のメリット】マネジメントができる

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見る派のメリット。それは計算しマネジメントができる。

仮に80切りを目指した際、最終ホールのパー4で、パーを取れば80切りが達成できる状況。その場合、目標達成のためには安全にパーを取ることを優先します。

しかしバーディを獲らなければならない状況なら攻め方は変わります。

逆に言えば、ボギーでも80を切れるならそれこそティーショットを刻んでも良いですし、パッティングも1パットを狙わず2パットで良いと考えられる。

自分の状況が常にわかるので、目標のための攻め方を柔軟に変えられる。ここが最大のメリットです。

プロの試合では、最終日の最終ホール、競っていた相手が前のホールでボギーを叩き2打差になった場合、トーナメントリーダーは最終ホールで無理してバーディを狙いにいかない。それも数字を見ているのでマネジメントができる訳です。

常に数字を意識する。目標スコアを決めて、それに対してプレーを変える。ここがスコアを見る派の大きなメリットになります。

デメリットはスコアを知ることで緊張してしまうこと

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メリットであることはデメリットにもなり得ます。ある程度ゴルフの経験値を積んだ方ならスコアを見ることのメリットを存分に発揮できると思いますが、初心者にはデメリットになる可能性があります。

数字が見えていることで、緊張してしまうことです。

誰しも通る道ですし、どんなに上手い人でも経験あるんじゃないでしょうか?

このホールをパーでしのげば、このパットを入れれば……という状況。プロでも優勝パットをする時には手が震えたりするそうです。勝負の1打というのは誰しも緊張するもの。

ただでさえその緊張になれていない訳です。

練習に練習を重ねた上での、最後のホール。ボギーでも100切り達成ですが、プレッシャーも相当掛かる。

数字を知っているだけに緊張してしまう。

その人の性格にもよりますが、この点はやはりデメリットですね。

【スコアを見ない派のメリット】1ホール毎に集中できるし腐らずに済む

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続いてはスコアを見ない派について説明していきます。まずは見ない派のメリット。

1ホールに集中できる。これが大きなメリットになります。

ゴルフの腕前の証とは「スコアいくつで回るのか?」です。要はスコア重視の考え方。なので途中のプレーがどうであれ、極端な話、ホールインワンをしたとしても最終的なスコアがダメなら意味がない。

腕前の証明にはなりません。

この考え方があるために、結局トータルのスコアで見ることになり、最終ホールに近付くにつれてマネジメントを考えてくてはならない。面倒な部分でもあります。

しかしスコアを見ないでプレーすれば、今自分がどれだけのスコアでプレーしているのかわからないので、1ホールに集中してプレーできるようになります。

目の前の1打。このホールをパーで上がれるかの勝負です。

また1ホール毎の勝負なので腐らずに済みます。

スコアを見ていたら、残り3ホールにもなれば自分のベストスコアが出ないことも容易にわかる。するとここからの3ホールに全勢力を注ぎ込んでも意味がないって思ってしまう。

腐ってしまいますよね。心血を注いでもベストスコアは狙えない。そう考えると萎えたりもしてしまう。

しかし見ない派は1ホール1ホールが勝負。全体のスコアは終わった後に付いてくる。だから腐らずに希望を持ってプレーすることができるのです。ここは大きなメリットと言えます。

デメリットは勝負するホールがわからないこと

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もちろんメリットだけではありません。全体のスコアを見ていないということは、どこが勝負するホールかどうかもわからないということ。

あと1打でベスト更新という時にも、刻みを選択してしまう。パー4をボギーで上がればベストだけど、知らずにバーディーを狙いにいき、ダブルボギーに沈む。

木を見て森を見ずではないですが、広い視点も時には必要です。

それに毎ホール集中というのもなかなか神経がすり減るもの。落ち着くホールというのも、全体が見れる故に自分で設定できる。

勝負所がわからない、毎ホール集中しなくてはいけない。この2点が大きなデメリットだと思います。

スコアを見る派見ない派は個人の性格に合わせて決めるのが良いでしょう。どちらも一長一短な訳です。

でも僕個人がダメだと思っているのは、見ない派と言いながら、上がり3ホールでついスコアを見てしまうタイプ。はい僕です。

やっぱり18ホール、決めたことを貫けないというのが良くないと思うんです。

せっかく15ホールまでは集中できていたのに、上がり3ホールになり先の予測が大体ついてしまう。そうすると具体的な数字が見たくなり、スコアカードをガン見してしまう……。

貫けなかった後ろめたさもあるし、そんな時はたいていスコアもダメ。

それなら最初から見る派になり、とことんスコアと向き合ったほうが良い。

ということで、どちらが良いかは自分の性格と相談、そしてラウンドを重ね自分にはどちらが合ってるか確認して決めましょう。

それではまた!