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PAR RUSH 01

ショットの好調を維持している理由!新ラウンド日記第33回

前回のラウンド日記で、ラウンドでのショットの不調を立て直すことができたことををお伝えしました。

その後のラウンドでは、突然の不調に見舞われることなく、ショットの好調を維持して、初めての経験もしました!

ショット好調の理由はわかりましたが、これを継続するための秘訣を考えてみます!

ラウンドで突然やってきたショットの不調から、立ち直ることができたが……

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それほど不調ではなかったのに、突然ショットが乱れて、ダボ(ダブルボギー)のオンパレードに見舞われた! そこから、ラウンド中に何とか立て直して、途中からは別人のゴルフになったという報告をしました。

ラウンド途中でショットの不調を立て直すことができたのは、スイングを変えることではなく、ちょっとした意識の持ち方でした。

それは、スイングを点で考えのではなく、球の先までクラブヘッドを持っていくこと、つまり「インパクトゾーンを長くする!」という意識だったと思います。

これによって、トップすることがあった比較的長いクラブも、しっかりとフェースで球をとらえることができるようになりました。これがナイスショットを打てるようになった主因だったと思います。

大丈夫だろうか? と、不安がよぎる中で好調を維持

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好調を維持しているというのは、とても難しくて、時にはつらいことです。

なぜなら、次には少し不調な状態に陥る危険があるということで、いつそれが出てきてもおかしくないと思うからです。

しかし、その日はそんなことをまったく感じさせないぐらい、絶好調のショットを続けていました。ですが、ショットが好調なこととスコアはイコールにはなりません。それがまたゴルフの不思議です。

ショットが好調になったことで、パーオンはできましたが、冬の凍ったグリーンのイメージが頭をよぎり、しっかりとパットを打つことができませんでした。

さらに、この日はグリーンが凍っていなかったので、湿ったグリーンで速さも抑えられており、どちらかというと遅く重たいと感じるグリーンでした。

こうなると、今度は3パットの嵐で、スコアを作れずに苦しみました。

好調を維持できていると、最後まで崩れることなくいけるかとまた不安が……

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スタートから好調なショットを続けていると、この好調なショットは最後まで持つだろうか? 途中で、ショットが乱れたりしないだろうか? と不安が毎ホール頭をよぎります。

何も変えていない、特別なこともやっていない、でも、だからこそ突然のショットの乱れに怯えることがあると思います。

アマチュアのゴルフですから、乱れることもあって当然です。しかし、良いショットを続けていると、「乱れたくない!」という気持ちが強くなります。

それが、逆に自分にプレッシャーをかけてしまうこともあります。こういう時こそ、平常心を保って、1ホールの1ショットに集中して、できることを確実にやることだと思います。

この日は、途中で軽く乱れることもありましたが、前半は比較的自分のプレーに集中することができました。

それは、同伴者の2人が難しいコースでともに「ハーフ38」という次元の違うゴルフを展開していたからで、私は蚊帳の外で淡々とプレーすることができたからです。

最後まで好調なショットを維持して、2戦連続のハーフ30台を初めて経験!

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自分のプレーを続けることができて、無難に前半を終え、後半は前回のラウンドでラウンド中にショットの不調から立ち直り、冬の時期に久しぶりの30台を出すことができた同じコースを迎えました。

前回の好調なショットが再現できるか? と、不安な中でスタートしましたが、後半もショットの調子は変わらず、些細なミスはあったものの、逆にしのぐ場面もあり、また、30台を狙えるのではないかという雰囲気は出ていました。

常に抱えていた突然のショットの乱れは、心配されたものの、気持ちは「インパクトゾーンを長くする意識!」だけに集中していました。

そして、先を考えずに目の前の1ホール、1ショットに集中することができたのではないかと思います。

この気持ちの持ちようが、後半の難しいロング(パー5)の5番で寄せワンのパーを奪取してからの、快進撃につながりました。

パーオンは1ホールのみで、他はすべて寄せワンという自分の本来の形のゴルフで、2戦連続の後半30台を達成しました。これは初めての経験でした!

次のラウンドへの不安が増してくる!

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こうして、2戦連続の後半30台という初めての経験をして、とても充実したラウンドを終えることができました!

しかし、この好調をこれからも続けていけるか? ラウンドが終わると、次のラウンドへの不安が高まってきます。

通常なら、ラウンドの後は復習の練習というのが、私のラウンド後の日課です。

その日のミスをしたクラブで練習しながら、同じミスショットを打たないように練習します。そして、アプローチも距離感が合わなかった場面があったら、何が原因だったかを探求しながらの復習練習が続きます。

この日も、ショットは好調で大ミスもほとんどなく、後半を30台を出すことができました。しかし、次のラウンドで同じように好調なショットを続けることができるだろうか? と不安が頭をよぎります!

普通なら、ラウンド後に練習するが、ここで不安が増したら? と考えて練習をしない!?

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いろいろと考えた挙句、この日はラウンド後の復習練習はしないことにしました。

仮に、練習でショットの不安を抱えるようになったら、修正することが難しいと考えたからです。

もっとも、その練習をしないことが不安を増幅させることにもなることは、わかっていました。

練習をせずに、次回のラウンドのことを頭に浮かべて、様々なマネジメントのシミュレーションをしました。

これで、ショットの不安をかき消そうとしいました。

さあ、次のラウンドは、どのような結果となるのでしょうか?