保険の掛け方がわかると、スコアが良くなるってどういう意味?!

上手いゴルファーがよく使う言葉で“保険を掛ける”というものがありますが、今回は、その保険の掛け方を実例を交えて説明していきます。

保険を掛けることで、コースマネジメントも含めてスコアを良くする効果がありますので、ぜひ、覚えてください。

目次

1:上手いゴルファーが使う保険の意味とは?
2:実際のコースで保険を掛ける実例とは? ティーショットの場合
3:実際のコースで保険を掛ける実例とは? ショートパットの場合
4:まとめ

上手いゴルファーが使う保険の意味とは?

上手いゴルファーが使う保険の意味とは?

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さて、一般的に「保険を掛ける」というのは、何かのアクシデントに備えて、金額的な補償を受けるためのものですね。

ところで、上手いゴルファーが使う「保険を掛ける」というのは、ゴルフをするいろいろな場面で、ミスショットが結果的にミスにならないような狙い方をすることを指します。

これは、本当にいろんな場面で出てきます。

例えば、ティーショットをどこに打つか、どういう弾道で打つか、クロスバンカーに入った時の番手の選択をどうするか、ラフに入った時にグリーンを狙うのか、グリーンのどの方向を狙うのかというようなことから、アプローチの打ち方でも、どのような番手でどのようなショットをするのか、パッティングでも、カップの中のどのあたりを狙うのかなど、本当に様々です。

さすがにすべてのことは説明しつくせないですが、代表的な保険の掛け方を次に紹介します。

実際のコースで保険を掛ける実例とは? ティーショットの場合

実際のコースで保険を掛ける実例とは? ティーショットの場合

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さて、実際の保険の掛け方ですが、これは、実は、ゴルフのレベルによって掛け方が変わってきます。

例えば、1番ホールのティーショットで、左側がOBのパー4のホールがあったとします。そして、右側には、クロスバンカーがあるとします。

まず、考え方として、左のOBは、絶対ダメだというのは、ゴルフのレベルに関わらず共通ですし、初心者でも、左のOBには打ちたくないと考えます。

その場合の保険の考え方ですが、左にOBに絶対ならないと思える狙い方が必要になります。そして、左に行かないようにするための考え方ですが、次の2つを考えます。

1:狙う方向で保険を掛ける
2:弾道で保険を掛ける

もちろん、この2つ両方ということもありますが、基本は、方向と弾道です。

例えば、あなたがスライサーだとします。練習場でもコースでも、左に行くことは100球打って、1回あるかどうかという場合、左OBは気にもならないでしょう。

これはいわゆる、自然に2の弾道で保険を掛けているからです。左から右へ曲がるボールを打てるのであれば、たとえ左サイドにOBがあっても、左のフェアウェイを狙って打てると思います。

これが、フッカーだったりする場合、左OBは一番嫌なホールになります。その場合、もしスライスが打てないのであれば、1の狙う方向で保険を掛けるしかありません。

つまり、ティーショットを狙う方向はフェアウェイ真ん中ではなく、右サイドのバンカー狙いになるかもしれません。

多くのフッカーの場合、このように右に狙いを定めます。

ただ、上手い人で、ドローが持ち球の人は、このような場合、スタンスを右に大きく向けることはありません。逆にレベルが下がるにつれて、スタンスを大きく右に向ける傾向があります。

しかし、保険を掛けて右に向いたのに、結果的に左へ引っかけてOBということも少なくありません。

実は、スタンスを右に向けて正しく構えられるといいのですが、左へ引っかける理由は、まさにスタンスを右に向けて腰や体のラインは左に向いたままということが多いからです。

その結果、インサイドからフェースをシャットに使うようなスイングになるので、結果的に引っかけOBになるというわけです。

このような場合、狙う方向はバンカーのある右サイドでいいのですが、その狙い方はスタンスではなく、肩のラインを右へ向ければ、左に大きく引っかけることはありません。

もちろん右に真っすぐ飛んでも右にバンカーはありますが、左OBにならなければOKですね。

実際のコースで保険を掛ける実例とは? ショートパットの場合

実際のコースで保険を掛ける実例とは? ショートパットの場合

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次に、もう少しやさしい保険の掛け方、カップインを狙うショートパットの話です。

例えば、2メートルのパッティング。

少し傾斜があるように見えて、少しフックしそうという場合ですが、真っすぐに見える気もします。

この場合、カップのどこを狙うかということですが、カップからボール1個右を狙うとスピードさえ合っていれば、ボール半個以上左に切れれば、理論上カップインします。しかし、真っすぐ転がれば、カップインはしません。

この場合、カップを真っすぐ狙うか少し右を狙うかみたいな感じで悩むかもしれませんが、実は、カップには、ボール2つは楽に入る大きさがあります。

つまり、真っすぐ転がっても少し左に切れても入るような狙い方、つまり、方向で保険を掛けるわけです。

具体的には、カップの右ボール半個よりすこしだけカップ寄りに狙えば、もし、真っすぐ転がってもカップインしますし、ボール1個左に切れてもカップイン、ボール2個左へ切れてもカップインになります。

つまり、読んだラインが少し間違っていても、カップインする確率が増えるわけですね。

まとめ

まとめ

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プロも、このようなコースの状況に合わせて、保険を掛けながらショットの選択をしています。

どんなプロでもすべて、狙った通りのショットが打てるわけではありません。

4日間の試合でも、ティーショットがすべてフェアウェイキープして、グリーンを狙うショットがすべてオンして、カップを狙うパッティングがすべて入るわけではありません。

その間に、いくつものミスショットを繰り返しているわけです。

しかし、4日間で20アンダーで優勝みたいな試合もあります。

この場合でもミスショットは当然あるわけです。それでもこのようなスコアになる理由は、たとえミスショットしても結果に表れないように常に保険を掛けながらショットを続けているからです。

成功したら100点、ミスなら10点みたいな感じのショットはまず打ちません。

スイングのミスでミスショットになったとしても、結果的にグリーンに乗ったり、フェアウェイキープできたりということができています。

そして、この保険を上手く活用できた選手が結果的に優勝するわけです。

皆さんも一度、ショットを打つ前に保険を掛ける狙い方や、スイングを考えるクセを付けると、きっとスコアもさらに良くなると思います。
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