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接待ゴルフについて考える!~接待ゴルフに腕前は必要か?

以前も接待ゴルフについて、接待する側・接待される側について、接待ゴルフの内容、その流れなどについて、記事で説明したことがあります。

今回は、たまたま接待ゴルフが続き、接待ゴルフにとって何が大事かを考えながらプレーをする機会がありましたので、特にゴルフの腕前などにもフォーカスして、改めて接待ゴルフについて考えてみたいと思います。

お付き合いください。

そもそも、接待ゴルフは仕事の延長線、そこで大事なこととは?

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コロナ禍の影響で、感染拡大防止のために、飲食を控える傾向が強く、通常の飲食での接待は激減しています。

ゴルフも緊急事態宣言が発布されていた時期には、ラウンドを控える動きもありましたが、その解除とともに屋外のスポーツであるゴルフが再開され、飲食の接待の代わりに、ゴルフでの接待はいち早く行われるようになりました。

今では、ゴルフ場は混雑しており、お土産を抱えた接待ゴルフと推察される方も、多く見受けられるようになっています。

そもそも、飲食もゴルフも同様ですが、接待は仕事を円滑に進めるためのものです。もちろん、ゴルフの接待をしたから、すべて仕事が上手くいくわけではありませんが、仕事が上手くいくための潤滑油だと思います。

従って、接待ゴルフでは、接待する側は当然ですが、接待される側も失礼のないように振る舞う必要があります。

接待ゴルフと言えども、真剣にプレーしたいという方もいます!

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さて、接待ゴルフでは、ゴルフプレーの内容はどうでもいいと思っていませんか?

いやいや、とんでもありません。接待ゴルフをする側・される側ともに、接待ゴルフをするということは、程度の差こそありますが、ゴルフが好きな方であり、嫌いな方を誘ったりすることはまずありません。

つまり、接待ゴルフはゴルフが大好きに近い方の集まり、ということになります。そして、接待ゴルフで同伴する方の中には、ゴルフが上達したい、もっと上手くなりたい、良いスコアを出したいと思っている方も少なくありません。

このような方の中には、真剣にゴルフに向き合い、普段から練習をしっかりやって、中にはインストラクターに教わり、さらなる上達を目指している方もいます。

このような方は、接待ゴルフでも、楽しくゴルフができれば良いという考えではなく、一打一打を大切にして、少しでも少ない打数で回りたいと、真剣にプレーします。

もちろん、接待ゴルフですから、ストイックにゴルフをやるというわけではありませんが、決してエンジョイゴルフではないということです。

同伴者のゴルフに対する姿勢を前もって情報収集して、当日の行動スケジュールを決める!

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接待ゴルフに行く際には、その日の同伴者が前述のような真剣にゴルフに向き合い取り組んでいる方か、それともエンジョイゴルフの方かというふうに、同伴者について事前に把握することが、とても必要なことです。

以前にラウンドしたことがあればわかっているでしょうが、初めての場合は、この情報収集が欠かせません。

なぜなら、ゴルフに対する真剣度の度合いで、朝ゴルフ場に着いてからの行動スケジュールが変わって来るからです。

接待ゴルフと言えども、真剣にゴルフをやるという方の場合は、スタート時間の相当前にゴルフ場に到着して、しっかり練習をするでしょう。

それはドライビンクレンジだけではなく、アプローチの練習場があれば、そこでも練習をするでしょう。

従って、このような方との接待ゴルフでは、余り過ぎるぐらいの時間的な余裕を持ってゴルフ場に到着する必要があります。

そんな方とのラウンドの際は、練習が終わってから朝のコーヒーを飲むぐらいの余裕があると、さらゴルフの内容やたまには仕事の話もできて、とてもグッドです。

くれぐれも、このような方とのゴルフでは、スタート時間ギリギリに到着することはNGです!

4人一組で回る接待ゴルフでは、全体のリズムも大切!

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接待ゴルフは、一般的に4人一組でラウンドします。

この際に初心者が入ることはまずありません。なぜなら、接待する側・される側いずれの場合であっても、まったくの初心者が同伴することは、相手に失礼になるからです。

接待ゴルフは、会社の仲間のエンジョイゴルフとは違います。真剣に、でも楽しくプレーをしながら、時に仕事の話題が出るという場だということです。

そして、接待ゴルフでは、全体のプレーのリズムがとても大切になります。

相手の上位者の調子を考えながら、全体の進行が遅くならないように、スムーズにプレーが進むことが大切です。

そして、その組のリズムが崩れないようにするためには、4人の中で誰が引っ張っていくか、または半分の2人が良いプレーをすることが必要でしょう。

比較的上手い方が一人で、後はビギナーという組の場合、なかなかリズム良くラウンドすることは難しいものです。せめて半分の方は、あまり乱れることなくプレーすることが、リズムを作っていくことになると思います。

接待ゴルフと言えども、ある程度の腕前は必要!

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ここまで、接待ゴルフとゴルフに対する真剣さなどの関係について見て来ました。

もうおわかりだと思いますが、接待ゴルフでもある程度の腕前は必要だということです。

決して、80台で回るような腕前は必要ありませんが、特に相手の方が真剣にゴルフに取り組んでいるような場合、ゴルフ場到着時刻などのスケジュール設定、スタートまでの準備、そしてスタート後のゴルフのプレーと事前の情報収集と心構えが必要だということです。

こうして考えてくると、スコア的には100までの方で、自分のことが自分でわかっていて、他人にあまり世話をかけることなくラウンドができる方というのが接待ゴルフに参加する条件でしょう。

接待ゴルフですから、気を遣うことができることが最低条件ですが、林の中や丘の上などに行くことが多ければ、他の人を見る、全体の状況を見る余裕はないでしょう。

結論しては、「接待ゴルフでもある程度の腕前は必要」だと考えます!

皆さんの中にも、接待ゴルフの同伴者として、ラウンドする方もいるでしょう。きちんとお付き合いできるように、しっかりと腕を磨きましょう!