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ゴルフスイング

ノザ@ゴルフライター

【パー3が苦手な人】OBばかりの僕がティーアップを止めたら調子が戻った話

貯金は年10万くらい!

どうも! ゴルフ大好き中年のノザです!

さて今回は、「パー3が苦手な人」をテーマに書いていきます。

これを読んでいる方は、パー3は得意でしょうか? 僕はゴルフを始めてすぐの間は、めちゃくちゃ得意でした。

パー4やパー5で痛め付けられても、次のホールがパー3なら生き返ることができる。

プロのスコアで言えば、パー5のほうが圧倒的にバーディで上がれる。言ってしまえば「パー5でいくらスコアを詰められるか」がポイントになっている。言い換えればチャンスホール。

そのデータを見ても「何で? 僕はパー3のほうが全然スコアが良いのに」と思っていました。

しかしその後、パー3で苦しめられました。

当記事を読んで、1人でもパー3が苦手な方がいなくなればと思い、実体験を書いていきます。

パー3は初心者に優しいホールです

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パー3は初心者に優しいホールだと思っています。

パー4の場合、パーを取るのに4回のナイスショットをしなければならない。パー5の場合、パーを取るのに5回のナイスショットをしなければならない。

しかしパー3の場合は、3回のナイスショットでパーが取れる。

つまりナイスショットの回数が少なくて済むパー3のほうが、スコアの確率が良くなるのは当たり前の話なんですよ。

これは単純な確率論です。

ティーアップしたアイアンが難易度を下げる

初心者にとって、ティーアップはショットの難易度を下げてくれるもの。

僕もそうでしたが、同じアイアンショットでも芝から打つのとは安心感がまるで違う。

安心感から自信を持って振れるし、その分思い切りの良いスイングができる。初心者にとって絶対に少ない自信が、ティー1本で変わるんだから面白い話です。

・3回のナイスショットで良い
・ティーアップはショットの難易度を下げる

以上のことから、初心者はパー3が好きなはず。実際僕のスコアにもそれが現れていましたし。

……と、ここまではパー3が得意だった頃の僕の話。ここから一転していきます。

パー3が得意だったのにいつしか苦手に

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僕の当時のスコアを見ても、唯一パーやバーディが取れているのがパー3。

スコアの付け方もままならなかった僕ですが、自分はパー3が得意なんだということは理解していました。

実際ティーアップしたアイアンは打ちやすく、またよく行くゴルフ場も130〜160ヤードに収まる距離なので余計に楽でした。

190ヤードのパー3とかあったらまたイメージも変わっていたでしょうね。

ゴルフを始めて3年。100叩きをしないレベルになった頃、突然の不調が始まりました。パー3苦手症です。

とにかく球が左へ左へとフックするんです。この当時はフェードから飛距離欲しさにドローを学んでいた時。

最初は「あれ? フックした……」くらいな感じだったんですが、次のパー3もその次のパー3もフック。

「まぁでもたまたまだろう! そういう日もある!」とそのラウンドはあまり気にしませんでした。

しかしそこから怒涛のフック病に。このままじゃヤバいということでいろいろ見直すことにしましたが、当時は全体の球筋がドロー傾向にあり、その恩恵でドライバーの飛距離は伸びていたんです。

しかしパー3のティーショットだけはフックでいつもOBスレスレ。パー3のアイアンだけフェードに直そうとしましたが、それをやると極端なスライスになります。

せっかく球筋を変えて伸びた飛距離をパー3のために戻すこともできず、今度はフック前提でパー3を攻略することに。

めちゃくちゃ右を向きます。

するともっともっと左へ曲がります。ここら辺で心が折れました。

厄介なことに、「パー3以外のアイアンは問題ない」のです。

パー4のスコアよりパー3のスコアのほうが悪くなり、とことんパー3が苦手なりました。

ティーアップを止めたら絶好調に!

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いろいろ人に相談しましたが、改善の兆しはなく半年が経ちました。

【パー3のティーショットが不調な理由】なんてググっても出て来ないし、最早八方塞がり。

そこで単純に考えることにしました。

フェアウェイからのショットに問題がない訳だから、ティーアップしないで打ったらどうだろうか? 僕の周りでそんな人は1人としていないので、その考えは今までなかったんです。

でもティーショットも下は芝です。状況としたら別にティーアップしないでもフェアウェイと同じ、パー4のセカンドショットだと思えば良い。

試したところ、これが大当たりです。真っすぐな球でグリーンに向かって行きました。

結果から考えるに、おそらくドローへと移行してる最中でドローを意識したスイングが強まったんだと思います。

ティーアップすれば球は当然つかまりやすくなる。

つかまりやすい状況で、さらにスイングもドローだったため、合わせ技一本でフックが出てしまっていた訳です。

答えなんて出てしまえば、「何だよそんなことが原因かよ」となりますが、道中では皆目見当も付かないもの。

結局僕の数年の悩みは「ティーアップしない」で解決。

あの木製のティー1本に半年以上の時間を弄(もてあそ)ばれましたよ。

まとめ・パー3で球が曲がり出したらティーアップを止めてみよう

ということでまとめます!

パー3のティーショットが左へ左へと引っ掛けて悩んでいる方!

答えは簡単、「ティーアップを止めましょう」それだけです!

上記でも書きましたが、結論が出れば「なんだそんなことか……」です。僕のパー3だけの話ではなく、こんな経験は過去にいくつもあります。

とあるプロはずっと続く不調を有名なコーチに相談したところ、「ヘッドアップしてる」だけで改善したという話も聞きます。

不調なんて1つのきっかけで復調するもの。諦めずコツコツ頑張りましょう。

とにかくパー3が左へ行くミスが止まらない人に、当記事が届けばと思います。

それではまた!