新・貧打爆裂レポート『PRGR 02 アイアン』&『PRGR 0 ウェッジ』

今回の貧打爆裂レポートは、2020年8月7日に発売されたプロギア『PRGR 02 アイアン』&『PRGR 0 ウェッジ』です。

いつものようにコースに持ち込んで、ラウンドしました。プロギアの新しいアイアンとウェッジの秘密に迫ります! 動画も含めての試打レポートです。

新しいテクノロジーを味わう『PRGR 02 アイアン』&『PRGR 0 ウェッジ』

新しいテクノロジーを味わう『PRGR 02 アイアン』&『PRGR 0 ウェッジ』
『PRGR 02 アイアン』と『PRGR 0 ウェッジ』は、プロギアが2020年8月7日に発売したクラブです。

『PRGR 02 アイアン』のコピーは、「シャープさ、構えやすさ、やさしさを併せ持つ まさに才色兼備の飛び系アイアンだ。」で、『PRGR 0 ウェッジ』のコピーは、「やさしさと抜けのよさ、狙い通りに打てるコントロールを備えた、ゴルファーの理想に迫るウェッジだ。」です。

【試打ボールスペック】『PRGR 02 アイアン』
ヘッド 8620軟鉄精密鋳造
フェース マレージング鋼(Custom455)
ロフト #5/23、#6/26、#7/29、#8/33、#9/38、PW/43
シャフト スペックスチールIII Ver.2(M-43)
価格(税別) 5本セット(#6~#9、PW)9万5000円、1本(#5)1万9000円

【試打ボールスペック】『PRGR 0 ウェッジ』
ヘッド S25C軟鉄鍛造
ロフト 50度、56度(48度、52度、58度もあり)
シャフト スペックスチールIII Ver.2(M-43)
価格(税別)1本 1万9000円

『PRGR 02 アイアン』は、プロギアの新しいブランドのアイアンです。

他に『PRGR 01 アイアン』というクラシックなロフトに近いモデルもあります。名称からして、背水の陣というか、覚悟というか、みなぎる自信を感じさせます。

見た目は、セミキャビティのアイアンですが、中身は最新の複合構造のアイアンです。

「タングステンコア構造」と呼ぶようですが、軟鉄でネックとヘッドの外周を作って、マレージング鋼で作られたフェース部分をはめ込み、内部のトウ側に高比重のタングステンウェイトが入っているそうです。

面白いのは、その構造なのです。

普通は、フェース部分とソール部分をL字のカップフェースにして、バックフェースは蓋をするようなパーツをはめ込むのですが、『PRGR 02 アイアンは』バックフェースのバッチ部分までを複合素材を組み合わせたカップフェースを当てはめて圧着するのです。

結果として、シンプルで、凸凹が少ない美しいアイアンになり、低重心とセンター重心を両立することができたそうです。

そして、「マレージングLカップ」と「バックフェースグルーブ」でフェースの反発性能を高めています。

『PRGR 02 アイアン』は、構えるとアドレスビューが良いのです。ボールを包み込むようでいながら、左には向かないようにチューニングされています。

やる気にさせるアイアンです。

『PRGR 0 ウェッジ』も、新しいブランドになります。

新しいアイアンのセッティングのアイアンとしても機能するようになっていますが、単品のウェッジとしても十分に高機能なウェッジになっています。

まず、ソールが良いです。ワイドソールなのですが、中央は幅が広く、ヒールとトウ側は狭くなっているのです。ワイドソールのやさしさがありながら、使い勝手が良く、抜けも良いということが想像できます。

溝は「Wヘリンボーンミーリング」というスピンをかけやすい加工がされています。細かいところですが、こういう手を抜いていない感じはプラスです。

『PRGR 0 ウェッジ』は、現物を見たときに、画像で見た印象とかなり違いました。

やさしく打てる工夫は入っているのですが、なかなか本格的なウェッジなのです。ショートゲームにこだわりがあるゴルファーでも、見て触って、使ってみようかな、と思える高いレベル仕上がりです。

『PRGR 02 アイアン』&『PRGR 0 ウェッジ』でスコアアップしよう!

動画を見てください。

『PRGR 02 アイアン』と『PRGR 0 ウェッジ』をコースで打ってみました。

『PRGR 02 アイアン』は、まず打ち応えが独特で印象に残ります。

いわゆる打感は上質で気持ちが良く、独特の重さがあります。このズンと来る重さに痺(しび)れるゴルファーは多いと思います。

打音は、複合アイアンとしてはシャープで、単音です。やや濡れた音質ですが、不快さは感じません。

初速感がある強いボールが出ます。高さは高弾道と中弾道の中間という感じです。

基本的には、飛距離はクラシックなロフトのアイアンと比較して、1番手アップです。

スピン性能は優れています。落下地点にピタッと止まるツアーアイアンレベルです。
ミスショットしても、前に飛ぼうという根性を見せてくれるところも好感触でした。

1番手アップで、本格的だがやさしく、スコアアップに直結するアイアンが欲しいゴルファーに、『PRGR 02 アイアン』はオススメです。

数ホール使えば、弾道イメージがしっかりと湧くアイアンが『PRGR 02 アイアン』です。

こういう即戦力を感じるクラブが欲しい人にも『PRGR 02 アイアン』はオススメです。

続いて、『PRGR 0 ウェッジ』です。

コースで使うと、まずは開いて良し、ストレートに構えても良しです。座りが良いウェッジです。

ほんの数ヤードですが、ロフトよりも飛ぶように感じます。

そして、とにかく抜けが良いです。深いラフなどでも打ってみましたが、ビックリするぐらいに、きれいに抜けます。

アイアンでも感じた独特のインパクトの重さは、『PRGR 0 ウェッジ』でも感じます。好き嫌いはありますが、とても良いと感じました。

狙い通りに寄った成功体験と、独特の打ち応えがリンクすれば、間違いなくウェッジゲームは段飛ばしで上手くなります。記憶は感触を結びつくことで、より強固になるからです。

『PRGR 0 ウェッジ』で良かったのは、インパクトでボールがフェースに乗る感覚があることです。

狙い通りに打てる抜けが良いウェッジを探しているゴルファーに『PRGR 0 ウェッジ』はオススメです。

もう一つ特筆したいのが、フルショットでもしっかりとボールがまとまることです。

『PRGR 0 ウェッジ』は、フルショットで比較して選択できます。これは、現在市場で扱われているウェッジでは少数派で、フルショットが普通に打てて、期待値通りに飛んでくれるのはありがたいです。

スピン性能は、狙い通りに打てるレベルです。バカみたいなバックスピンはかかりませんが、その場で止まろうとします。

いろいろな球種が打てますが、これは反面、意図しないミスが出やすいという要因になります。

そういう部分を利用して打てる敏感なウェッジとして『PRGR 0 ウェッジ』はオススメです。

『PRGR 02 アイアン』と『PRGR 0 ウェッジ』は、どちらも見事なクラブでした。

プロギアらしくない、というファンもいるようですが、勝負を賭けたことが明確にわかる良いクラブだと思います。

使っている内に、慣れることで調子も上がっていくという経験ができるのは、使用しているクラブに変なクセがなく、打ったボールで様々な情報を打ち手に教えてくれるというケースに限るといっても良いと思います。

そういう経験をしていない人は、四の五の言わずに『PRGR 02 アイアン』&『PRGR 0 ウェッジ』を打ってみるべきです。
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ロマン派ゴルフ作家の篠原

ロマン派ゴルフ作家。1965年東京都文京区生まれ。中学1年でゴルフコースデビューと初デートを経験し、ゴルフと恋愛のために生きると決意する。競技ゴルフと命懸けの恋愛に明け暮れた青春を過ごし、ゴルフショップのバイヤー、広告代理店、市場調査会社、団体職員などをしつつ、2000年よりキャプテンc-noのペンネームでゴルフエッセイストとしてデビュー。『Golf Planet』はゴルフエッセイとして複数の日本一の記録を保持し、恋愛小説も執筆。日本ゴルフジャーナリスト協会会員。 https://blog.goo.ne.jp/golfplanet

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SRIXON ZX201007-1107
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