アイアンのシャフトをしならせて飛ばす、しならせて方向を安定させる

「スイング中にシャフトのしなりが感じられないんだけど……。正しいシャフトのしならせ方を教えてほしいな」

そんな中級者ゴルファーさんのお悩みを解決します。

この記事を書いている私は、ゴルフ歴35年、2000年プロテスト合格、コースレッスン開催数3500回以上あるゴルフコーチです。

【本記事の目次】
・シャフトが逆にしなれば飛距離アップできる!
・縦にシャフトをしならせればミート率がアップする
・シャフトのしなりを習得できる練習器具

この3本立てです。

プロゴルファーやゴルフ上級者のようにシャフトをしならせてスイングしたい方はぜひご覧くださいませ!

シャフトが逆にしなれば飛距離アップできる!

シャフトが逆にしなれば飛距離アップできる!

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上手にシャフトをしならせることができると飛距離をアップさせることができます。

先に結論を言ってしまうと、インパクト直前でシャフトを逆にしならせると良いのです。

こう書くと「逆にしならせるの? そもそもシャフトって逆にしなるんですか?」って思う方が多いと思います。

このあと、順序立てて説明していきますね。

トップポジションからダウンスイングにかけて、シャフトはクラブヘッドが振り遅れながらしなります。

そのしなり具合がインパクトが近づくと、逆に反対方向へしなり始めるのです。

インパクトゾーンでシャフトが正面から見て「Cの字」のようになって、シャフトが逆にしなる状態のことを「逆しなり」と言います。

これによりシャフトの反発力→ヘッドスピードアップ→ボール初速アップが実現し、結果的に大きな飛距離が出ると言われています。

そしてシャフトを逆にしならせるコツが2つあります。

1.インパクトで左グリップを強く握り直す

インパクトでグリップを握り直すことで、手元のスピードが一瞬遅くなり逆しなりが発生します。

さらにダウンスイングからインパクトにかけて、左手を引きつけるようにクラブを降ろすとタイミングが取りやすくなるはずです。

加えて、コッキングがほどけないことにも気を付けたいですね。

じつはコッキングがほどけてしまうと逆しなりを作れなくなります。

2.インパクトでしっかり頭を残す

ルックアップになってしまうと左肩が早く開き、さらに右肩が覗き込むようなスイングになってしまうと、結果的にアウトサイドイン軌道になります。

このスイング動作になってしまうと逆しなりができにくくなります。

少し右に傾けるスイング軸をキープして、頭をしっかり残して振っていきましょう。

つまりビハインド・ザ・ボールを意識すると正しいスイング軌道でクラブを振ることができ、シャフトを逆しなりに使ってスイングできるようになります。

縦にシャフトをしならせればミート率がアップする

縦にシャフトをしならせればミート率がアップする

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ミート率を向上させる意味ではシャフトは縦方向にしならせることが重要です。

その理由は、縦方向へシャフトをしならせるとフェース開閉を少なくできるからです。

こう書くと「フェースの開閉が少なくなるとボールのつかまりが悪くなりそうだな……。ボールが飛ばなくなるのでは?」と思う方も多いいでしょう。

たしかにゴルファーによっては飛距離が落ちる人もいると思います。

しかし、多くのアマチュアゴルファーはミート率が上がれば、アベレージでの飛距離は逆に伸びると私は考えています。

つまりシャフトを縦方向へしならせたほうがミート率が上がり、結果として飛距離も伸びるはずです。

さらに縦方向へシャフトをしならせるには「ヒンジング(右肘の曲げ伸ばし動作)」を使ったスイングをする必要があります。

日本では縦方向へスイングをするときに「コッキングを意識しましょう!」とよく聞きますが、じつはヒンジングを意識したほうが理想的なスイングをしやすくなります。

その理由は右肘の曲げ方によりトップポジションが変わってしまうからです。

具体的には右肘がフライングエルボー(外側へ外れてしまう動作)になってしまうとシャフトが飛球線とクロスしてしまい、結果としてクロストップになってしまうのです。

そんなこともあり、ヒンジングを意識したほうがシャフトを縦にしならせることができて、さらに正しいフォームもできるのです。

シャフトをしならせる練習器具

シャフトをしならせる練習器具

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■ワンスピード スイング練習器

「シャフトのしなり」「シャフトのもどり」を感じられる、軽いタイプのスイング練習器具です。

室内でも練習できるコンパクトタイプの他に、しなり・もどりがわからない初心者向けやアイアンを極めたい上級者向けまで5種類があります。

■モメンタス スピードウッシュ

じつは私も昔から使っている練習器具です。

シャフトのしなりを強く感じられ、ダウンでシャフトのしなり戻りに合わせてスイングすることが身に付きます。

さらに普段のヘッドスピードよりも8メートル/秒(m/s)前後ヘッドスピードを上げることができます。

アマチュアでも50m/sの数値を出せる可能性があります。

つまりツアープロのスイングスピードを身に付けることができる可能性がある器具なのです。

みなさんも練習器具を使い、効率よく練習してほしいと思います。

今回は以上です。

ではHave a nice golf!
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宮下芳雄@ゴルフライフビルダー

ゴルフのお悩みを解決します。2000年PGAプロテスト合格→しかし試合に出れず→レッスン開始→15年間で延べ3600回以上ゴルフ場でレッスンを開催(たぶん日本一)。現在はJGMセベバレステロスGC所属プロとして毎月19回ゴルフ場でレッスンをしながらYouTuber、そしてブロガーとしてゴルフ上達情報を発信しています。 http://miyashita-golf.com/

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Cleveland RTX ZIPCORE 200901-1001
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