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ゴルフスイング

宮下芳雄@プロゴルファー

どうしたらゴルフは上達する?上達に必要な「2つの心」

こんにちは。今回は意識を高くすることでゴルフ上達を加速させるコツをお話します。

「YouTubeを見たり、ゴルフ雑誌を読むけど全然上手くならない……。ゴルフレッスンを受けてもフォーム改善ができない」

そんなお悩みの方にお答えします。

この記事を書いている私は、ゴルフ歴35年、2000年にプロテスト合格、コースレッスンを3500回ほど開催しているゴルフコーチです。

【本記事の目次】
・ゴルフコーチの提案をそのまま受け入れる素直さ
・挫折しないで継続できる強さ

シンプルにこの2項目を解説していきます。

ではご覧ください。

ゴルフコーチの提案を受け入れる1

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ゴルフコーチから提案やアドバイスされたことに対して、素直にそれを受け入れるゴルファーは間違いなくゴルフ上達ができます。

しかし、こう書くと「自分に合っていないかもしれない提案だったらどうするの?」「その提案に頭の中で納得ができないと行動することができません」と感じる方が多いと思います。

たしかにゴルフコーチから具体的な説明がなかったり、理解しにくい提案だとすると、素直に行動できないかもしれませんね。

しかし、ゴルフ上達ができる人は「不安だけどとりあえず行動する人」なのです。

これはゴルフコーチ歴15年でコースレッスン3500回以上である私の経験からそう感じています。

具体的にはレッスン中にアドバイスをさせていただいたことに対して「分かりました、やってみます!」「難しそうだけど、とりあえずボール打ってみます」などの思考の方です。

そんなこともあり、素直にゴルフコーチの提案やアドバイスを聞いて、すぐに行動してほしいのです。

ゴルフコーチの提案を受け入れる2

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そして素直に行動した後に、みなさんにやってほしいことがあります。

それはゴルフコーチからの提案やアドバイスに自身の「発見」「気づき」を組み合わせることです。

例えばゴルフコーチに「ゴルフスイングは体の回転を意識しましょう」と提案されたとします。

そのときに回転を意識する場所を「骨盤を意識する」「おへそを左へ向ける感じ」など、自分用にアレンジしてみることがとても大切です。

こう言うと「その気づきが間違っていたら不安!」「勝手なことをするとゴルフコーチに怒られそう!」などと思う方もいるでしょう。

ご安心ください!

多くのゴルフコーチはそんなことをまったく気にしていませんし、もしそんなコーチがいたとしたら、そんなコーチは変えたほうが良いと私は思っています。

そして、これによりゴルフコーチの提案を自分用にしっかりフィットした型に整えることができます。

ただ素直に提案やアドバイスを聞くと言ってもそのまま従うのではなく、自身の「発見」「気づき」も組み合わせることが大切なのです。

挫折しないで継続できる強さ1

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ズバリ言います。

ゴルフが上手な人は、挫折しないで継続できる心の強さを持っている人です。

言い方を変えると、挫折しそうになっても、地味な練習をコツコツ続けることができた人です。

じつはゴルフも「仕事」「勉強」などと同じなんですね!

一つのことをやり切る根気強さ、同じことをやり続けられることがゴルフ上達のポイントなんです。

しかし「仕事だったらできるけど」「遊びのゴルフでそんなに頑張れないです」と言う方もいるでしょう。

たしかにアマチュアゴルファーにとってゴルフは遊びです。

プロゴルファーのようにゴルフでご飯を食べているわけではないので、地味な練習をコツコツ継続するのはとても辛いことと思います。

しかし、ゴルフ上級者の方にゴルフ上達までの道のりをインタビューすると、ほとんどの人が「最初はなかなか上手くいかずに辛かった」「100切れるのに5年かかった」「何度もゴルフをやめようと思った」など、挫折を乗り越えてゴルフ上達にたどり着いているのです。

そんなこともあり、挫折しそうになっても、地味な練習をコツコツ続けてほしいのです。

挫折しないで継続できる強さ2

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Gridge読者のみなさんに質問です!

どれくらいの期間だったら同じことをコツコツ継続することができますか?

多くの方が「3日とか1週間くらいならできるけど……」と答えると思います。

ゴルフコーチの私からの提案は「できるまでやる」です。

もしあなたが「フォームを改善したい」「ミスショットをなくしたい」と強く思うのであれば、挫折しそうになってもあきらめずにできるまで継続してほしいと思います。

その理由はゴルフ上達のスピードは人によって違うからです。

一番大きく影響するのが練習する時間です。

例えば子供と大人を比べた場合、単純にゴルフを練習する時間が子供のほうが多く取れますよね!

反対に大人は仕事の合間を見つけて限られた時間をやり繰りしてゴルフをしている人がほとんどだと思います。

当たり前ですが、練習する時間が多い子供のほうがゴルフ上達のスピードが速いのが当たり前です。

そしてその他のゴルフ上達の速い人の例を挙げてみましょう。

・年齢の若い人

・野球経験のある人

・体の柔らかい人

・ゴルフに時間を掛けられる人

などなどです。

そんなこともあり、挫折しそうになっても「できるまで」継続してゴルフを練習してほしいのです。

というわけで今回は以上です。

ではまた次回Gridgeでお会いしましょう。