ベン・ホーガンのマジック・スイング?!

「史上最もスイングが美しいゴルファーは?」という話題で話をすると真っ先に名前があがるのがベン・ホーガン。

1938年から1959年に活躍したレジェンドで、PGAツアー64勝、そのうちメジャー大会9勝と現役時代は圧倒的な強さを見せていました。

今回はそんなベン・ホーガンの貴重な映像と彼にまつわるエピソードをご紹介いたします。

ベン・ホーガンの美しいスイングをご覧ください!

まったくリキみが感じられず、下半身を柔らかめに使ったゆったりとしたスイングはまさに芸術ですね!

そんな美しいスイングのベン・ホーガンですが、彼を語る上で特筆すべきエピソードは、なんといっても1949年のバスとの正面衝突事故のことでしょう。

この事故で骨盤の複雑骨折を含む複数個所の骨折を負い、余生は歩くことも難しいと宣告されました。

しかし事故後、わずか11カ月。

ベン・ホーガンは翌年のロサンゼルス・オープン大会において、現役復帰を果たします。しかもサム・スニード(こちらもレジェンドの一人)とのプレーオフに敗れての2位という驚きの結果となりました。

そして奇跡の復活から5カ月後。自身2度目となる全米オープン優勝を達成。

事故後の成績は引退までの10年間で12勝、うちメジャー大会が6勝という驚異的な活躍を見せてくれました。

プレースタイルが大きく変わることはなかったものの、痛めた片足を引きずりながらプレーをしていたとのこと。

その不屈の精神は、今も多くの人達の間で語り継がれています。

ちなみにこの映像は1953年のもので、大怪我をしたわずか4年後のもの。

とても瀕死の重傷を負った選手のスイングとは思えません。

まとめ

まとめ

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ベン・ホーガンは練習熱心でも有名でした。

それは、次のような持論からくるものでした。

“だれでも理想のスイングは持っている。しかし、それは泥の中に埋まっているので掘り起こす必要がある”

「泥」とは恐らく余計な知識や間違った理論などの「邪心」を指しているのではないかと思われます。

それらの泥を取り除く唯一の方法が練習であり、練習を繰り返すことにより余計なものを排除していき、ついにベン・ホーガンは不純物のない純粋で美しいゴルフスイングに辿り着いたのですね。

この作業。なんとなくどこかで見たことありませんか?

そうです! 日本刀を作る時に鍛冶職人が鉄を熱してカンカンと打ち据えて、不純物を取り除き、名刀を創り出す作業に似ていますよね!

ひたすら美しいスイングを追い求め、職人のようにボールを打ち続けるベン・ホーガン。

スイングごとに、不純物が放出されるのが見えるような素敵な映像でした!

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オニオンスライス

ゴルフ歴二十数年。 ラウンドよりも練習が好きな、ハンデ15のベテランゴルファー。 『観るゴルフ』の達人として、ゴルフの楽しみ方を広めていきます!

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