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オニオンスライス

コリン・モリカワが8番アイアン1本で616ヤードのロングホールに挑む!

2019年7月。

3Mオープンで2位タイ、ジョン・ディア・クラシックで4位タイ、さらに、今回のチャレンジが行われたバラクーダ選手権では堂々の優勝を手にして急激に頭角を現した22歳。

バラクーダ選手権はブルックス・ケプカが優勝したWGCフェデックス セントジュード招待の、いわゆる「裏大会」ではあったものの優勝は立派です。

ラストネームはモリカワですが、国籍はアメリカ。

175センチ、75キロとけっして体格に恵まれているとは言えませんが、正確なショットが持ち味の若手注目選手の一人です。

8番アイアン1本で超ロングホールにチャレンジ!

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今回のチャレンジが行われたのはバラクーダ選手権が開催されたモントルーゴルフ&カントリークラブ。

616ヤードという長いロングホール(パー5)が最終ホールで待ちうけるネバダ州の名門コース。

この長い18番ホールをコリン・モリカワは8番アイアン1本でどのように攻略するのか?!

コースマネージメントとしては3打でグリーンをとらえることが第一目標!

さて、モリカワの挑戦の結果は?!

はたしてその結果は?

第1打は215ヤードのティーショット。モリカワも言っていましたが、通常であれば165~170ヤードで使うクラブでの215ヤードですから、50ヤードもオーバードライブしたことになります。

第2打はさらに距離を伸ばして245ヤード! 多少のショートカットやダウンスロープも味方につけたロングドライブとなりました!

ところが予想外に飛んでしまったことが仇となり、残った距離は145ヤード。案の定、第3打はグリーン奥へとこぼれてしまいました。

結果はアプローチを寄せ切れず、2パットでボギーとなりました。

挑戦の最後に、

「バラクーダ選手権を楽しんでくださいね!」

と、自らアピールした大会で優勝したコリン・モリカワ。

次のステップは、トッププロへの挑戦です!

今後もモリカワから目が離せませんよ!

まとめ

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以前、筆者が100切りをテーマにしたコラムを執筆した際、ロングホールの攻略法として「得意なショートアイアンを3回使ってパーオンを狙う」というコースマネージメントを紹介したことがあります。

その時紹介したメソッドをなんとモリカワが実践して見せてくれました!

「ドライバーで250~280ヤードは飛ばさないとパーを取るのは難しい」と思ってしまいがちなのがパー5。

でも、モリカワも言っていましたよ。

「次回挑戦する時は8番じゃなくて、9番アイアンにしよう!」って。

我々アマチュアが通常プレーするロングホールは480~500ヤード前後。そんな時は7番アイアンで160~170ヤードを3回打てば計算上パーオンできますよね?

ドライバーやフェアウェイウッド、ユーティリティなどで攻めるよりは、ずっと高い確率でスコアメイクが可能となります。

ぜひ一度、ショートアイアンやミドルアイアンだけでロングホールのコースマネージメントを試してみてください!