Gride

gettyimages/952289360
getty

ゴルフスイング

TeruさんGolf

距離と方向性を司る!右ひざの位置、チェックしたことありますか?

ゴルフのスイングを考える時に、よく左ひざ(レフティの場合は逆の右ひざ)の話題を聞くのではないかと思います。

事実、左ひざもスイングにおいて重要なポイントになります。

一方、意外と注目されない右ひざ。

軸足になるため、あまり動きがないように感じられるのですが、実は特に男性においてミスショットを誘発している原因が右ひざにあったのです。

回る、右ひざ

getty

まず、基本的な右ひざの動きについて考えてみましょう。そもそも、右ひざは「動いてはいけない」というのが正解です。

厳密に言うと、捻転を取った時に少し右に動いてしまうのですが、右足でグッと力を溜めることを考えると極力動かないほうがベストです。

しかし、先述の通り男性に多いのですが、捻転時に体の硬さからテークバックが十分に取れないため、右ひざをさらに右に回して無理矢理捻ることがあります。

これは、いわゆるオーバースイングになるため、体の回転に対してヘッドがついてこず、結果フェースが開くといったミスショットにつながってしまうのです。

適正なテークバックがキモ!

getty

そもそもプロゴルファーはあらゆるトレーニングを繰り返し行っています。だからこそ、あそこまでの捻転を行うことができるのです。

そう考えると、週に数度打ちっ放しに行けばいいほうというアマチュアゴルファーが、プロゴルファーのように捻転できるはずがないんです。

そこでプロゴルファーの真似をするということで考えるのならば、右ひざを見てください。

どっしりと体重を乗せて固定されていると思います。

プロゴルファーの下半身と同様にしっかりと固定して、肩を回せるところが適正な捻転なのです。

過剰な捻転がなくてもボールは飛ぶ

getty

過剰に捻転を取らなくとも、ボールはしっかりと飛んでくれます。

思いっ切りマン振りするのとでも10ヤードほどしか変わらないのではないでしょうか。

そう考えると、しっかり自分が取れるだけの捻転を取り、力まずにスイングできたほうがいい結果がついてくるのは明白ですよね。

トップ画像の横峯さくら選手のように大きくテークバックを取るからといって男子プロより飛距離が出るわけではありません。

逆に、トミー・フィナウ選手のように、飛び過ぎるからとテークバックを抑えるほどの選手もいます。

そう考えると、テークバックの取り方が飛距離のすべてというわけではないということがおわかりいただけると思います。

自分の右ひざと相談して、自分だけのテークバックの形を手に入れてください。