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ゴルフコース・練習場

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職場へ潜入!『コース管理課』の仕事とは?

ゴルフ場へラウンドに行くと、ラウンド中にコースの端で草刈りをしている人たちを見たことはありませんか?

あの方々はゴルフ場の『コース管理課』に所属する人たちです。コース管理課の人たちは、ゴルファーのためにコースコンディションを維持するために働いてくれています。

具体的にどんな仕事をしているのか調査してきました!

最重要ポイントはグリーンの仕上げ

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コース管理課の仕事は、名前の通りゴルフコースを管理し、ゴルファーに喜んでもらえる状態を維持することです。

そのため、芝がハゲたり、病気になったりしないように毎日コースの状態をチェックしています。

そして、コース管理課がもっともメンテナンスにお金と時間をかけるのがグリーンです。

シーズンごとにグリーンの硬さ(コンパクション)、芝の長さなどを変えてベストなコンディションを維持します。

そのためコース管理課のトップは『グリーンキーパー』という名前で呼ばれます。

腕のいいグリーンキーパーの元には、修行のために全国からグリーンキーパーを目指す人が集まって指導を受けているような所もあります。

ゴルフ場への進入路の整備も!

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コース管理課と聞くと、ゴルフコース内の維持管理しかしないように思えますが、実際の仕事は多岐に渡ります。

コース外の仕事として1つ目に挙げるのは進入路のメンテナンスです。

日本のゴルフ場には、ゴルフ場の入口からクラブハウスまでの間に、進入路と呼ばれる長い林道がある場合が多くあります。

この進入路の木を間引いたり、草を刈ったり、落ち葉を掃除したりする仕事もコース管理課が担当します。

機械のメンテナンスもお手の物!

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次にあげられる仕事としては、機械のメンテナンスです。

コース内の芝を刈るための芝刈り機、グリーンを押し固めるプレス機などなど、コース管理課ではたくさんの機械を使用します。

コース管理課ではそれらの機械のメンテナンスや修理も自分たちで行います。

そのため、コース管理課には機械に詳しく、車の整備工場にも負けないような技術を持った方が働いていることもあります。

コース管理課がメンテナンスする機械には、コース管理課で使用するものだけではなく、私たちが利用する乗用カートも含まれます。

コース管理課の仕事は本当に多岐に渡りますね!

庭師×化学のスペシャリスト!?

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本当に多岐にわたるコース管理課の仕事。一体どのような人が働いているのでしょうか?

コース管理課のトップ『グリーンキーパー』になるには庭師の要素と、化学の要素が必要になります。

ゴルフコースを維持管理する上では、全体を通してゴルファーにどのような印象を与えるかが重要になります。

また芝や天候といった自然を相手にする作業なだけに、職人的な経験からくる勘のようなものが必要になります。

また、コース管理には農薬、土壌、植物に関する知識などあらゆる理系的な知識が必要になります。

職人気質な側面が多いように思われるコース管理課の仕事ですが、非常に化学的な側面もあります。

ぜひゴルフ場に遊びに行った際は、どんな仕事をしているか気にかけて見てみてください。ゴルフを楽しむ幅が広がるかもしれません!