新・貧打爆裂レポート『ブループリント アイアン』

新・貧打爆裂レポート『ブループリント アイアン』

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今回の新・貧打爆裂レポートは、ピンゴルフの『ブループリント アイアン』です(2019年8月8日発売予定)。

いつものようにコースに持ち込んで打ち込んできました。

ピンゴルフが初めて市場に出す軟鉄鍛造のマッスルバックアイアンの実力は? 動画も含めて試打レポートします。

ピンゴルフ初のマッスルバックのアイアン!

ピンゴルフ初のマッスルバックのアイアン!

『ブループリント アイアン』は、ピンゴルフが史上初めて発売する軟鉄鍛造のマッスルバックアイアンです。2019年の8月8日発売予定です。

ピンゴルフがなければ、現在のキャビティバックのアイアンは違う形になっていたといわれるほど、創業以来、ピンゴルフは、マッスルバックのアイアンとは対極にあるやさしさを追求したアイアンを開発してきました。

2019年の春、米国のツアーから「ピンのマッスルバックのアイアン」が供給されたと画像がリークされました。冗談か、イタズラだと思いましたが、調べてみると、それは紛れもない事実だったのです。

マッスルバックのアイアンは、一昔前までは、一点集中型で、筋肉の盛り上がりの厚みが芯とシンクロするみたいな形状が主流でしたが、最近のものはプレーンバックと呼ぶのが相応しい、均等な厚みと直線的なデザインが主流になりつつあります。

『ブループリント アイアン』のバックフェースを確認してみると、近年の傾向に近いデザインですが、直線ではなく、曲線が目立ちます。

また、トウ側にはタングステン製のネジ(ウェイト)がはめ込まれていて、少しだけ寛容性を上げています。とてもピンらしい機構です。

マッスルバックのアイアンのもう一つの特徴は、コンパクトなヘッドです。

見た感じでは、やや面長かなぁ、と思わせますが、ボールにアイアンを合わせてアドレスすると、コンパクトに見えるのです。この辺りの仕上げはお見事です。

ヘッドが小さく見えると難しそうだと思うゴルファーが多いですけれど、僕は小さいヘッドのほうがボールが上がりそうで、コントロールがしやすいように感じます。

『ブループリント アイアン』は、構えてみると、いろいろと心の隙間に響いてくるのです。にわかにボールが打ちたくなるアイアンです。

試打した『ブループリント アイアン』は、シャフト「N.S.PRO MODUS3 TOUR 105」のSフレックスです。

ロフトは伝統的なロフトで、7番アイアンで34度です。マッスルバックのアイアンといえば、このロフトです。

ゴルファーの高水準な要求に応えるアイアン!

動画を見てください。

『ブループリント アイアン』は、想像以上に気持ちが良いアイアンです。

打音は、高音の単音で残響も少ない澄んだ音です。打ち応えは、ソリッドでしっかりしています。

マッスルバックのアイアンのアイアンとは思えないほどやさしく感じるゴルファーが多いはずです。

理由は、浮力があって、ボールが高く上がることと、ミスヒットしても手が痺れて全然飛ばないということがないからです。

上下は別として、左右に芯を外したときの許容範囲はキャビティバックのアイアンと変わりありません。

もう一つ、驚いたのは、ロフトよりもボールが飛ぶことです。自分が使用しているアイアンとロフトは同じでしたが、半番手ずつ飛んでいました。

マッスルバックのアイアンらしく、スピンコントールと高低の打ち分けには敏感で、自分の調子と合致したときの快感は、マッスルバックのアイアンのファンを納得させると思います。

『ブループリント アイアン』をコースで使って、本当に気持ちが良くて、ついつい自分がもっと使いたいという理由で、追加ハーフをしてしました。

ゴルフ歴40年。1年を除いて、ひたすらマッスルバックのアイアンを使ってきましたが、このアイアンはオススメです。

『ブループリント アイアン』は、マッスルバックのアイアンが好きなゴルファーに打ってほしいアイアンです。

『ブループリント アイアン』は、重複しますが、やさしいというより、不必要な難しさは排除してあります。

マッスルバックのアイアンを打ったことがないゴルファーにもオススメです。あまり意識せずに打てるはずです。

『ブループリント アイアン』は、当然、使い手のテクニックに応えます。

すべての番手が同じ感覚で振れるところも好感触でしたし、マッスルバックのアイアンの面白さを味わえます。

日本語で“青写真”というと、絵に描いた餅というような、理想という意味合いもあります。

確率や理屈を超越して、ときには、夢を見たって良いのです。『ブループリント アイアン』は、夢を見せてくれるアイアンです。

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ロマン派ゴルフ作家の篠原

ロマン派ゴルフ作家。1965年東京都文京区生まれ。中学1年でゴルフコースデビューと初デートを経験し、ゴルフと恋愛のために生きると決意する。競技ゴルフと命懸けの恋愛に明け暮れた青春を過ごし、ゴルフショップのバイヤー、広告代理店、市場調査会社、団体職員などをしつつ、2000年よりキャプテンc-noのペンネームでゴルフエッセイストとしてデビュー。『Golf Planet』はゴルフエッセイとして複数の日本一の記録を保持し、恋愛小説も執筆。日本ゴルフジャーナリスト協会会員。 https://blog.goo.ne.jp/golfplanet

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フォーティーンDJ4bk_191209-200131
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