ゴルフスイング
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『初心者が学ぶ』 アプローチショット”ピッチエンドラン”の攻略法
セカンドショットがグリーン近くまで来たのにアプローチショットで台無し……。
そんなこともあるのではでしょうか。
実際、ハンデキャップ10前後のアマチュアゴルファーでも、パーオンするのは30パーセント前後。
つまり、約10ホールはアプローチをするのです!
ということは、アプローチが上達すればスコアは必ず縮まるはず!
コントロールを意識した構え
アプローチショットは距離を合わせてカップにボールを寄せるために使用します。
メジャーな打ち方はきれいにボールを上げてグリーンに着地させ、ピンそばに寄せる“ピッチエンドラン”のショットです。
イメージはボールとカップを結んで飛んでいる距離と、転がっている距離が1対1になる感じです。
重要なことは下半身を安定させ、ボールをコントロールすることです。
まずポイントは、クラブを短めに持ち体重を少しだけ左足重心にすることです。
距離感を体に染み込ませる
ボールをコントロールするための距離感を掴む練習方法としては、ひとつのクラブ(たとえばサンドウェッジやピッチングウェッジ)で4パターンくらいの振り幅で打ってみて、すべてのショットのキャリーの飛距離(着地するまでの距離)とランの距離(転がる距離)の関係を頭に入れておきましょう。
振り幅は
①膝から膝
②腰から腰
③肩から肩
④フルスイング
の4つです。練習場で確認してみましょう。
ピンまでの半分の距離を意識
距離感のイメージとしては、ボールの場所とピンまでの半分の距離にボールを落とし、そこからランで寄せることです。
ポイントはアプローチをするときに目線をボールの落とし場所に向けること。
ありがちなのが、目線をカップに合わせてしまって、思った以上に距離をオーバーして振ってしまいグリーンの周りを行ったり来たり・・・。
あるいは、テークバックが大きすぎて、インパクトの瞬間本能的に「大きい」と感じてしまってスイングを緩めてしまって、ダフッたりトップしたりしてしまうこと。
目線を意識して、短い距離の時でも肩をしっかり回して基本のスイング(手を振りすぎず、体の回転だけでボールを運ぶイメージ)は守ってください。
“小さいテークバックのフルスイング”をするイメージで打てば、インパクト直前に緩むミスが起こりにくいです。
「10ヤードをフルスイングで打つ」
「20ヤードをフルスイングで打つ」
というような感覚です。
なんといっても場数
やはりアプローチショットは経験値がものを言います。
ただ闇雲に打つのではなく、どこまでの距離にどのくらいのランで寄せるのか考えながら打ち、感覚を身につけていってください。
それを意識して徹底的に打ち続ければ必ず上達していきますよ!