ゴルフスイング
uchidaruma
スコアアップを目指すなら、ショートアイアンの精度を高めよう!
ゴルフのスコアアップには、ショートゲームのレベルアップが必要になってきます。
特にショートアイアンでグリーンを狙っていくショットは、「グリーンに乗ればいい!」くらいでいいと思っていたものを、上達してくると精度(距離と方向性)が欲しくなってきます。
今回は、ショートアイアンの精度を高めることを目的とした練習方法について、お話していきます。
練習するクラブを絞ろう!
ショートアイアンとは、一般的には8番アイアンよりも下の番手を指します。
最近ではストロングロフトのアイアンが多いので、9番からという人もいますね。
上級者の方は、すべての番手をまんべんなく練習していますが、初心者の方は、まずは8番、9番、ピッチングウェッジ(以下PW)の3本のクラブに絞って練習するのがオススメです。
最初からたくさんのクラブを使いこなそうとはせず、まずは確実に、得意と思えるようなクラブを持つことが重要です。
ショートアイアンにとって大切なことは、距離と方向性です。
練習場でよく、ショートアイアンを思いっきり振っている人を見かけますが、実際のラウンドでそのようなショットをすることはまずありません。
そのことを忘れないように、練習していきましょう。
自分の距離感をつくろう!パート1
距離感を磨く練習法として、まずはPWで100ヤード(女性の場合70ヤード前後)を確実に打てるように練習しましょう。
ストロングロフトのアイアンの方はアプローチウェッジ(AW)でけっこうです。
たいていの練習場には、打席から100ヤードぐらいの場所に模擬グリーンがあります。
まずは、そこにボールを打っていく練習を続けます。
練習していると、いろいろなクラブで打ちたくなると思いますが、そこはグッと我慢して、練習場であれば10球打って10球ともグリーンに打てるくらい練習をすることが大切です。
この地味な練習をすることで、自分のスイングを固め、距離感をつくることにもつながっていきます。
自分の距離感をつくろう!パート2
PWで100ヤードを自信を持って打てるようになった方は、次のステップに進みましょう。
次は、9番と8番で、100ヤードを狙って打ってみましょう。
PWで100ヤードを打っていたわけですから、それよりも飛ぶ番手で同じスイングをしたら、当然グリーンをオーバーしてしまうでしょう。
トップの大きさを9番アイアンでしたら8割、8番アイアンでしたら6割といった具合に、コントロールして打っていきます。
注意点としては、スイングスピードを変えて距離を調整しないことです。
途中で緩めたりすると、コースでは必ずミスにつながってしまいます。
スイングスピードは一緒で、振り幅で調整していきます。
スロースイングでボールの方向性を確認
ショートアイアンにとって重要なことは、距離感と方向性です。
ここまでは、距離感をつかむ練習法をご紹介してきましたが、ここでは方向性と感覚を磨く練習方法をご紹介します。
前項では振り幅で距離をコントロールするというお話でしたが、それをしっかりと練習したら、次はスイングスピードを7割から8割程度に落として、方向性を重視してスイングする練習をしてみましょう。
慣れてくると、身体の動き、スイング軌道、クラブの挙動など、ゆっくり振ることで気がつくポイントがたくさんあることがわかってくるはずです。
前項のコンパクトトップも同様ですが、練習でしっかり身に付けると、実戦でもかなり役に立ちます。
ライの悪い時や、番手間の中途半端な距離の時、ボールを低く抑えて打ちたい時など、ぜひ試してみてください。
いかがでしたか?
今回は、ショートアイアンの精度を上げる練習方法についてお話してきました。
すぐにできるようになる練習ではないかと思いますが、続けて練習をしていれば、必ず自分の距離感がわかるようになります。あきらめずに続けていくようにしましょう。