アプローチの距離感は、頭の中でボールを投げてみて作る

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アプローチの距離感は、頭の中でボールを投げてみて作る

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プロとアマチュアのアプローチショットの違いは、技術的な差があるのはもちろんですが、打つ前の頭の中に大きな違いがあることも要因のひとつです。

プロは打つ前に弾道を鮮明にイメージしている

プロは打つ前に弾道を鮮明にイメージしている

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プロの場合、打つ前にどのくらいの高さでどこに落ちて、どれくらいスピンがかかってどれくらい転がっていくのか、頭の中で具体的な映像を思い描いています。

それに対して、アマチュアゴルファーは、ボールの高さくらいはイメージするかもしれませんが、後は漠然と打ってしまいます。

そのときに最後にカップを見て打ちますから、カップ近くにキャリーして、そこから転がって大きくオーバーすることが多いのです。

プロのように弾道を鮮明にイメージすると、ボールの高さも速さも転がる距離も決まりますから、最後に見るのはボールをキャリーさせる落とし場所です。

要するに、アプローチショットはカップを狙うショットではなく、落とし場所にどれくらいの角度でどれくらいの速さのボールを落とすかというショットなのです。

弾道は右手で下からボールを投げてみるイメージ

弾道は右手で下からボールを投げてみるイメージ

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この「カップを狙う」と「落とし場所を狙う」という違いが、距離感が合う、合わないという結果に表れてくるわけですが、どうしたら落とし場所を決めていいのかという人も多いことでしょう。

これは芹澤信雄プロに聞いたのですが、「弾道のイメージを描くには、頭の中でボールを下手投げでポーンと投げてやればいいんだ。単純に投げるだけならば、どんなボールをどこに落とせば寄っていくのか想像できるはず」と、言っておりました。

さすが芹澤プロ、分かりやすいレッスンですね。

3つのチェックポイントと注意点

3つのチェックポイントと注意点

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手で投げる感覚でイメージすれば、落とし場所も設定しやすいはずです。しかし、このときに注意することがあります。

①ボールのライをチェックしますが、ボールが沈んでいたら、使用クラブが限られます。

②落とし場所は平らな場所にする。つまりボールが素直にバウンドする場所を探すのです。

③落とし場所の先のラインを読みます。例えば、上りなら強めに落とさなければいけません。

その3つを考えられたら、自ずと使用クラブが決まり、落としてからのランの計算ができ、チップインまで狙えるようになるはずです。

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Nick Jagger

元某ゴルフ雑誌編集長。ゴルフ取材歴30年以上。現在フリーランスのライターとして、単行本、ゴルフコミックの原作など多数執筆中。

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