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レッスンプロ・クラフトマン 河野
良いスコアを出す。(その2)コース攻略ノートの使い方
こんにちは。
レッスンプロ・クラフトマンの河野です。
今回のお話は、「良いスコアを出す。(その2)コース攻略ノートの使い方」です。
このコース攻略ノートを作る習慣はいまも続いています。
今では、年に数回の試合にしか出ませんが、初めて行くコースでは、コース攻略ノートを作ります。
疑心暗鬼
ショットを打つには、情報が多いほうが安心できます。
疑心暗鬼で打つショットは上手くいきません。
前回のラウンドの時、ここから何番で打ってグリーンのどこに乗ったのか正確な記録があれば、ショットにだけ集中して打つことができます。
そして、コース攻略ノートは更新していきます。
例えば、ボールやクラブを最新の物に替えた時には飛距離が変わったりしますので、新しいデータに書き換えていきます。
コースマネジメント
その当時、プロトーナメントでも「コース攻略メモ」を使っている方は時々見掛ける程度でしたので、アマチュアでは、私以外いませんでした。
私の場合、詳細に書く訳ではありません。
セカンドショット、何ヤードを何番で打ったのか。
球筋は何で、グリーンのどこにキャリーしてどこに止まったかです。
このようなコース攻略ノートを作っていて、私は、案外正確に飛距離を打てているのがわかって来て、閃(ひらめ)きました。
ロングホール(パー5)のサードショットをいつも100ヤード残すようにすれば、ピンに対する距離感ができるのではないかと思いました。
例えるなら、100ヤードのショートホール(パー3)ならパーやバーディーの確率が高くなります。
つまり、ロングホールのサードショットを何時も100ヤード打てるようにセカンドショットで調整すれば良いのです。
夢に見たシングルプレーヤーになれた
いままでは、ドライバーショットの次は、何時も3W(3番ウッド)で打ち、できるだけグリーンに近づけることばかり考えていましたが、3Wは、フェアウェイから打つクラブの中で、1番長く1番ロフトの立った難しいクラブです。
その当時の私の力量では、毎回ナイスショットという訳には行きませんでしたので、行き当たりばったりのギャンブルショットでした。
しかし、100ヤード残しなら打ち損じの少ない5Wでも良いので、100ヤード残しができるようになり、パー5でのスコアが良くなりました。
当然100ヤードを打つ練習も丹念に繰り返しました。
コース攻略ノートという自分のデータを元にした距離情報で、疑心暗鬼にならずにショットを打てるようになり、週に1回のラウンドと週に2回の練習で、やっと念願のシングルプレーヤーになれました。
レッスンプロ・クラフトマンの河野でした。