新・貧打爆裂レポート『EPIC FLASH SUB ZEROとEPIC FLASH』

新・貧打爆裂レポート『EPIC FLASH SUB ZEROとEPIC FLASH』

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今回の貧打爆裂レポートは、2019年2月1日発売のキャロウェイ『EPIC FLASH SUB ZERO(エピック フラッシュ サブゼロ)』と『EPIC FLASH(エピック フラッシュ)』ドライバーです。

AIを利用したシミュレーションを繰り返してフェースを設計したというドライバーをコースに持ち込んでじっくりと打ってきました。

動画も含めてレポートします。

飛ばなければEPICではない

飛ばなければEPICではない

『EPIC FLASH SUB ZERO』ドライバーは、同シリーズの最上位(上級者向け)機種で、『EPIC FLASH』(スタンダード)ドライバーは、数量限定の三種類の中の中間になるモデルです。

両方共、ソール後方に重心を移動させる調整機能が付いています。

前モデルの『EPIC』シリーズの飛びの秘訣だった“JAILBREAK(ジェイルブレイク) テクノロジー”は進化していて、さらに、“FLASHフェース”というAIを駆使して設計したフェースで、飛距離性能が増したそうです。

『EPIC』という名称は飛ばす宿命を背負っています。

結論から書きます。『EPIC FLASH』の3種類のドライバーで、僕が最も飛んだのは『EPIC FLASH』ドライバーでした。

コースで打った一発目が、ヘッドスピード40メートル/秒の僕なのに250ヤード弱も飛んだのです。

弾道は中弾道の軽いドローだったので、ランもかなり出ました。飛ぶドライバーをいろいろと打ちますが、このトータル距離は、上の上です。

テストした『EPIC FLASH』ドライバーのスペックは、ロフト10.5度、純正シャフトのSRフレックスです。

正直に書くと少し複雑な気持ちでした。

自らの手応えとしても、弾道も、「そんなに飛ぶとは思えない」という感じだったからです。

でも、コースで起きた現実は、ゴルフの本質でもあるように絶対なのです。

新しい『EPIC FLASH』ドライバーは、飛びます。

ツアーモデルだから飛ばし以外にも注目する

動画を見てください。

最初に出てくるのは『EPIC FLASH SUB ZERO』ドライバーです。

テストしたスペックは、ロフト10.5度、純正シャフトのSフレックスです。

やや抑えた感じの打音は気持ちが良かったです。なによりも、構えやすいのです。

キャロウェイのウッドクラブは、ヘッドのフォルムがきれいで、細かい所まで良くできているのが特徴ですが、『EPIC FLASH SUB ZERO』ドライバーは見本のように見事です。

弾道はやや高めの中弾道で、ストレートに飛びます。

狙った所に自然に飛んで行き、まったくストレスなく打つことができました。飛距離も220ヤード~230ヤードで、トップレベルです。

フェードは打てますが、僕のパワーだとドローは少しドロップ気味になってしまいました。

『EPIC FLASH』シリーズのドライバーの共通点は、“FLASHフェース”の機能だと思われますが、強烈な初速感です。

何度も打っている内に、初速感が快感になりました。

次に動画に出てくる『EPIC FLASH』ドライバーは、よく見ると弾道がわかると思いますが少しボールをつかまえにいく動きをします。

ちょうど良いドローボールになります。シャフトが少し軟らかいことも影響している可能性はありますが、ボールが右に行くミスが出る人には、扱いやすいドライバーです。

中弾道の棒球が打てるのですけど、個人的には『EPIC FLASH SUB ZERO』ドライバーの弾道のほうがきれいで好きです。

最先端で何をしたいのかを整理して考える

最先端で何をしたいのかを整理して考える

ドライバー選びの優先順位は本能と理性が戦うことがよくあります。

僕の場合でいえば、『EPIC FLASH SUB ZERO』ドライバーは構えやすくコントロール性はバッチリなのですが、ここ一番の飛びという意味では『EPIC FLASH』ドライバーのほうが明らかに上でした。

明らかな飛距離の差をコースで見せつけられれば、気持ちが揺れます。

キャロウェイのドライバーは見事です。複数のドライバーを市場投入するのは珍しくありませんが、ブランドや名称が同じなのが不思議なほど違うものになっていることがよくあるのです。

『EPIC FLASH』の場合、3種類のドライバーは弾道でグラフを作ったら比例するきれいな線が引けそうです。

「ツアーモデルだから」こそでもあり、「ツアーモデルなのに」でもあるのです。

こういうドライバーのラインアップがあることに、ゴルファーは感謝すべきだと思います。

最先端のドライバーだからこそ、自分がどのようにしてコースで使うのかを想定して選びたいものです。

『EPIC FLASH SUB ZERO』ドライバーは、もっと速いヘッドスピードであれば別の顔を見せるのかもしれません。

僕のヘッドスピードでも使えますが、パワー不足で使いこなせない機能がある可能性はあります。

それでも、ドライバーに飛びと同じぐらい安定を望むゴルファーには挑戦してもらいたいドライバーです。

『EPIC FLASH』ドライバーは、ややドローのボールが持ち球のゴルファーがオートマチックにプレーするのに向いています。

オートマチックというのは、常に同じ弾道でフェアウェイを狙っていくイメージを持ってコースに立ち向かうという意味です。

ツアーモデルであっても、いろいろな球種や弾道を打つことはマストではないのです。

最先端の技術は、やさしくゴルフをするために発揮されます。

多少の失敗をしても、同じ弾道のボールが打てることは、少し前までは夢物語でしたが、『EPIC FLASH』シリーズのドライバーはそれを現実に使用しているのかもしれません。

思い切って、最先端に触れてみましょう。『EPIC FLASH』は未来への扉になります。

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ロマン派ゴルフ作家の篠原

ロマン派ゴルフ作家。1965年東京都文京区生まれ。中学1年でゴルフコースデビューと初デートを経験し、ゴルフと恋愛のために生きると決意する。競技ゴルフと命懸けの恋愛に明け暮れた青春を過ごし、ゴルフショップのバイヤー、広告代理店、市場調査会社、団体職員などをしつつ、2000年よりキャプテンc-noのペンネームでゴルフエッセイストとしてデビュー。『Golf Planet』はゴルフエッセイとして複数の日本一の記録を保持し、恋愛小説も執筆。日本ゴルフジャーナリスト協会会員。 https://blog.goo.ne.jp/golfplanet

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