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ゴルフクラブ

李牧

ゴルフ用品シェアサービス“ラビシェア”が5月10日開始

以前ラビシェアというゴルフ用品のシェアリングサービスについて記事にしました。

ラビシェアは、個人対個人もしくは法人対個人で、14日間から90日間クラブを貸したり借りたりできるマッチングプラットフォームです。

気に入れば支払済レンタル料を差し引いてそのまま買い取ることもできます。5月10日にサービスが開始したため体験レポートをまとめました。

全体的な印象

全体的にECサイトに近いシンプルな作りになっていて、欲しいものを探しやすくなっています。メーカーやモデル名、状態など様々な条件で検索をすることができます。

一方、ゴルフ用品の専用サービスなので、出品クラブの情報はかなり詳細に記載できるようになっています。

出品作業をなるべく簡略化するために出品者はチェックボックスなどを使って効率的に情報追加をできるようにも工夫されています。

個人的に興味深いと思った機能は、出品者が価格交渉の可否や消毒の有無、初心者におすすめかを選択できることです。

価格交渉が好きではない人はいると思いますし、コロナ禍であるため消毒の有無も気になります。

また初心者ゆえにクラブを傷付けてしまうということもあると思いますが、初心者におすすめのマークが付いていれば気兼ねなく借りることができると思います。

探す

トップページでは、メーカー出品のものや、カテゴリ別(ドライバー、アイアンなど)に商品を確認することができます。

特定のカテゴリの商品をさらに探したい場合は「もっと見る」をクリックすると一覧表示されます。

詳細条件では「レンタル期間」「カテゴリ(ドライバー等)」「メーカー」「種類(ジュニア等)」「フレックス」「状態(キズ等)」「初心者向けか」「利き手」「キャディバッグ付か」「受取方法」「メーカー出品」「価格」といった幅広い条件から商品を絞り込むことができます。

さすがゴルフに特化しているだけあり、他の個人間取引サイトとは一線を画します。

借りる

借りたいもしくは買いたいものを選択すると、商品詳細の画面に遷移します。

レイアウトはシンプルですが、さすが商品の情報量は多いです。

ちなみに写真の商品は日幸物産が出品している「ディレット」というドライバーです。

取引形態は、14日レンタル、購入、レンタル後購入から選ぶことができるようになっています。

右側には、期間を選択して借りることができるボタンとその下にはレンタル後の購入額(購入額からレンタル料が差し引かれた金額)が表示されています。

出品する

ユーザー登録後に出品登録ができるようになります。

入力項目のほとんどは選択式であったり、チェックボックスを使用するだけで追加が可能になっており、入力自体はそこまで時間はかかりません。

14日間、30日間、90日間、買取の4つの価格を入力することができますが、価格設定は迷うと思います。

相場がないので悩みどころですが、ゴルフ専用サービスなのでこだわりのクラブであれば高くても借りてくれたり買ってくれる人が見ているかもしれません。

法人(メーカー、小売)が活用する場合は、レンタル価格は抑えて、販売価格を高くすることもありかと思いました。

安い金額で気軽に借りて試してもらい、満足してもらえればそのまま買ってもらうことができるためです。

先ほどの日幸物産のドライバーは、レンタルでは試打クラブを提供し、その後販売につながる場合は新品を送り直すようです。

まとめ

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ラビシェアの菅原氏によると、このサービスは個人に加えてメーカーや小売にも使ってもらえるように機能を充実させていきたいとのことです。

新しいサービスというのは値決めや活用方法が確立されていないためユーザーも手探りで使っていく必要があります。

一方、先ほどの価格設定のように上手く工夫することで一儲けできる方法が見つかるかもしれません。