Gride

ゴルフコース・練習場

LETS!KOJI

最近よく耳にする“トラックマン”とは何だ?

“LETS!KOJI”です。

今回は、最近よく耳にする「トラックマン(弾道測定器)」とは何なのか? 分かりやすくご説明します!

弾道測定器とは何?

弾道測定器とは、打った後のボールをレーダーで、「どこに」「どのような状態で」飛んでいるのかをデータ化する機械のことです。

このレーダーはもともと軍事用に使われていたレーダーをゴルフ用に流用した物なので、その精度はほぼ100パーセントに近いと言われています。

そのため、アメリカのツアープロはほぼ全員が個人で所持しており、必ず練習時に使用している程です。

しかし、日本では女子ツアーを中心にだいぶ使用されるようになりましたが、まだまだ一般の方への認知度は少ないようです。

余談ですが、日本のプロ野球チームでは11球団が野球用に使用し、様々なデータを計測してそのデータを活用し戦術に役立てているとのことです。

タイガーの左手にご注目!

ちなみに私の大好きなタイガー・ウッズも必ず持ち歩いてます!

そしてトラックマンとは

トラックマンとは、弾道測定器を製造販売しているメーカーの名前です!

他の段測定器としては、フライトスコープ、スカイトラックなどがあり、その中でも一番有名なのがトラックマン社です。

その理由は、USPGAの公認ブランドに指定されており、その数値が世界基準とされているからです。

金額もトラックマン(約250~300万円)、フライトスコープ(約150~200万円)、スカイトラック(約30~70万円)と、ブランド品のように差がありますが、性能の違いはプロレベルでもないと分からないとも言われてます。

最近では、フライトスコープ社から「mevo(ミーボ)」という、10万円を切る廉価なモデルも発売されていますので、ご自分でプロのように弾道測定器を所持し使用することも夢ではないのです!

ちなみにどの機械もiPhoneやiPadなどとも接続して使えるので、どこにでも持ち運んで使えるのも特徴です。

トラックマンの性能とは

トラックマンで計測できる項目は20個以上もあります。

すべて説明すると眠くなってしまう方もいると思いますので、興味ある方はぜひトラックマン社のサイトをご覧ください(笑)。

簡単な所では、クラブスピード、ボールの飛距離、スピン量、曲がり具合、クラブパス(スイング軌道と呼ばれているもの)、フェースアングル(フェースの向き)、アタックアングル(実際のロフト角)、縦と横の入射角、ミート率などがすべて数値で分かるようになっています。

プロが使用している理由の一つとして、今までは感覚でしか分かっていなかった、当たった時のボールとクラブフェースの関係が可視化されることにより、感覚的な違いによる錯覚などを起こさないようにするということが挙げられます。

それにより、ボールの置く位置や、アドレスの向きの微妙な違いなどをいち早く察知することができるので、余計なスイング改造などしなくて良くなるのです。

弾道測定器の他の機能

弾道測定器のほとんどには、動画撮影及び分析ソフト、ゴルフシミュレーター機能なども付いております。

練習、レッスン、ゴルフラウンドとこの一台でゴルフに関するすべてのことができてしまうのです!

最近のインドア練習場やゴルフスクールには設置されてる所も年々増えております。

この機会にお近くの施設でぜひ体験してみてください!