ゴルフスイング
TeruさんGolf
パターが入らないならグリップ方法を変えてみては?【アレンジ編】
前回は一般的なグリップをご紹介させていただきました。
これほど様々な打ち方、握り方があるのはパターというクラブ限定といえるでしょう。
今回は一般的なグリップをアレンジしたもの、特殊な握り方や打ち方をご紹介させていただきましょう。
グリップをアレンジしてみよう!
スタンダードグリップ、クロスハンドグリップで握ると決まったら次はアレンジしてみましょう。
スタンダードグリップの場合は左手、クロスハンドグリップの場合は右手が「効き」ます。
グリップをより寄せていくことで両手で握るような形になりますよね。
このように両手が近づいていくほど「効き」が少しずつ弱くなっていきます。一方で、距離を離していくことで「効き」が強くなっていきます。
このように近づけたり離したりを調整してアレンジすることで、最もイメージが出るグリップを見つけ出してください。
サイドサドルスタイル
特殊なグリップや打ち方は様々あれど、その中でも特殊なのはサイドサドルスタイルでしょう。
サム・スニードが開発した当初のやり方は、パットのラインをまたいでパッティングするというものでしたが、“カップインの確率が高過ぎる”という理由で禁止されました。
そこからスニードは、ボールの横に立ち、正面に転がすような形で打つパッティングフォーム=サイドサドルスタイルを発明したのです。
長尺パターが必要になるフォームですが、正面を向いて打つことで方向性、距離感が非常につかみやすいのが特徴です。
かなり特殊なパッティングフォームですが、ブライソン・デシャンボーも実際に行っていたフォームです。
取り入れれば、注目度はナンバーワンかもしれませんね(笑)。
絶対これ! は存在しない
これだけ様々な握り方や打ち方があるパター。それだけに奥深いですし、何とか上手くなりたいものですよね。
しかし、わかっていてほしいのは「これ」だという固定概念を捨てること。
どんな形で打ってもOKですし、どう握ったって構いません。「入った」という結果だけがパターにおいては重要なのです。