ゴルフスイング
レッスンプロ・クラフトマン 河野
最初は小さい振りから!フェアウェイウッドの苦手な方向け練習方法
こんにちは。
レッスンプロ・クラフトマンの河野です。
今回のお話は、私がフェアウェイウッドが苦手だった頃に行って、今も生徒様を指導する時に行っている方法をご紹介させていただきます。
アイアンマン
写真は「アイアンマン」違いですね(笑)。
フェアウェイウッドを苦手にしている方も多いと思います。
私がアマチュアの時は、アイアンが得意でフェアウェイウッドが苦手でした。
30年以上前の話になりますが、2番アイアンをキャディーバッグに入れて置くのがシングルプレーヤーのステイタスみたいな物で、見栄で入れている方も多かったです。
私は、フェアウェイウッドが苦手でしたので、2番アイアンはよく使いましたし、お助けクラブでした(ラフでは打てませんでした)。
今レッスンでコツをお教えすると、女性でもティーアップすれば3番アイアンを打つくらいはできるようになります。
アイアンの苦手な方(女性を含む)を指導する時は、最後の仕上げに2番アイアンを打ってもらいます。
コツさえつかめば、打った本人が驚くほど簡単に打て、相当な自信になります。
何事もコツがあります。
5Wで練習
しかしコースでは、ロングアイアンでグリーンの近くまではボールを運べますが、ピンやグリーンを狙う事はできません。
グリーンを狙うにしても、花道を使って乗せるくらいで、リスクの大きいショットになります。
私もいつまでもアイアンマンでは、その先ハンデを減らすには限界があると思い、フェアウェイウッドを得意なクラブにするために練習をしました。
その方法を述べさせていただきます。
それは、5W(5番ウッド)を使って練習する方法です。
初めに、一番低いティーをセットしてティーだけを打ってみました。
小さな振りから始め、少しずつ大きい振りにしてティーを打ちました。
次にティーアップを低くしてティーごとボールを打つ感覚で打ちました(ダウンブロー感覚とでも言いましょうか)。
次に、ティーアップしてボールだけを払い打つ方法(スイープに打つ)。
次に、普通にマットの上から打つ。
この方法で、小さなスイングから始めました。
フラットスイング
気が付いたことは、アイアンのように上から打ち込む方法では、上手く打てません。
ボールだけスイープに打つ(払い打つ)方法が、成功確率が高く気持ちよく当たりました。
そのため、スイングプレーンをフラットにして、インパクトでボール2個分くらいヘッドを滑らせるようにしたところ、インパクトが多少ズレても気持ちよく打てるようになりました。
簡単にフラットと書きましたが、その当時の自分としては、ほぼ横振りの感覚でした。
約2ヶ月掛かりましたが、何とかコースでも使えるようになりました。
それまで、ラフに入った時は距離を稼ぐのに苦労していましたが、5Wを使えるようになり、またワンランク実力がアップした実感を持てました。
いまでは、フェアウェイウッドは必需品です。
レッスンプロ・クラフトマンの河野でした。