ゴルフスイング
レッスンプロ・クラフトマン 河野
シャフトクロスの生徒様にやってもらった練習方法
こんにちは。
レッスンプロ・クラフトマンの河野です。
今回のお話は、大事な場面でミスをしてしまうというkn様のお話です。
kn様は、シャフトクロスのスイングが長い間の悩みで、それを何とか解消したいとのことで入門していただきました。
シャフトクロスの弊害。
緊張した時にもミスをしないスイングとは、無駄な動きがないことと、シンプルで同じ動きが何回でもできることだと思います。
オーバースイングやシャフトクロスになるスイングですと、スイングプレーンから外れるので、タイミングが合わなかったり、力を上手くボールに伝えられません。
kn様もご自分のスイングを改良したくて当店(ビッグキャリーゴルフショップ)にご来店くださいました。
お話を聞いたところ、ハンデは15ですが何とかしてシングルプレーヤーになりたいのだが、いつも大事なところや苦手なホールで叩いてしまい、いいスコアが出せないとのお話でした。
夢は、シングルプレーヤー。
早速当店の試打室で動画を撮りますと、シャフトが飛球線とクロスするシャフトクロススイングです。
私「シャフトクロスが一番の原因と思われます」
kn様「自分もそこを治したいと思っています」
私「シングルプレーヤーになるためには、しばらく通っていただく必要がありそうですが、通えますか?」
kn様「シングルプレーヤーになるのは夢ですから、夢が叶うなら通います」
私「kn様のスイングを見させていただいても、今のところシャフトクロス以外で悪いところは見えませんので、シングルプレーヤーには十分なれますよ」
kn様も即日入門していただきましたので、その日からレッスンを始めました。
まず、スイング理論と効率のいいクラブの扱い方を説明しました。
練習方法は、kn様の場合、私が前に座りティーアップして、小さな振り幅で軽く打ってもらいます。
少しずつ大きくして、グリップエンドがボールを向いたところから打ってもらい、その振り幅で段々強く打つという練習方法です。
ハーフスイングのトップのつもりが!
そして、グリップエンドがボールを向いたところからのフルショットをしてもらいました。
kn様は、汗だくになりながら、「強く叩くというのはこういう感じなんですね、久しぶりに叩けました」
その後、kn様のグリップエンドがボールを向いたところから強振したスイングを動画で撮った物を見ていただくと、
kn様「こんなところまでクラブが上がっているのですか?」(ご自分の思っているところより高く上がったトップスイングを見て)
私「コンパクトなトッププロのスイングと同じくらいですね」
kn様「本当ですね、びっくりしました」
kn様は、5回目のレッスンの時には、シャフトクロスは解消していました。
その後、3ヶ月ほど通っていただきました。
レッスンプロ・クラフトマンの河野でした。