ゴルフスイング
レッスンプロ・クラフトマン 河野
偶然いっしょの組になった人に、アドバイスをもらった話
こんにちは。
レッスンプロ・クラフトマンの河野です。
今回のお話は、はるか昔、私がゴルフを始めた頃の話です。
90を切りたい
私がゴルフを始めた頃、90を切るキッカケになったアドバイスのお話です。
私は、ゴルフを始めたらすぐに夢中になりました(好きなことに熱中する性格です)。
練習は、好きで週に2回は練習をしていました。
ラウンドも、県営の河川敷コースは予約なしの飛び込みで1人で行ってもプレーをさせてくれましたので、ほぼ毎週通っていました。
つまり、週1回のラウンドと週2回くらいの練習をしていました。
持ち球はスライス、アイアンは得意(3番アイアンも打つことはできました)、フェアウェイウッドは苦手、グリーン周りの小技が少し得意、パターは得意ではありませんでした。
パターンとしては、大振りをするのでティーショットをミスすることが多く、セカンドの距離が残っていてもフェアウェイウッドが苦手でしたので、ロングアイアンでセカンドショットを打ち、何とか3打目でグリーン近くまで運び、ボギーかダボ(ダブルボギー)のパターンでした。
上手なお年寄り
そんな時、同組になった60歳くらいのお年寄り(現在の私より若いと思います)は、ドライバーは飛びませんが曲がらず、セカンドショットをウッドで打って、短いミドルホール(パー4)では寄せワンを決めパーを取ってしまうのです。
何ホールか見ていますと、ショットのミスはほとんどありません。
私「お上手ですね」
kさん「もう長いことやっているからね」
私「どんな練習をしているのですか?」
kさん「自宅に打てる場所を作ってあるから、毎日打ってるよ。私はもう年で距離が出ないから、フェアウェイウッドとピッチングウェッジをよく打っているよ」
私「セカンドショットが見事ですもんね。何かコツみたいなモノはあるんですか」
kさん「あんたは力み過ぎだよ。あんなに振ったら私だって当たらないよ」
私「飛ばしたいものですから、つい振っちゃうんですよ」
kさん「振ることより、フォロースルーを取ることを考えたほうがいいよ」
とアドバイスをいただきました。
フォロースルーを取るように練習をしました
kさんは、その日80台半ばで回ったと思います。
それから練習の時には、常にフォロースルーを取るように練習をしたところ、ボールの曲がりが少なくなりました。
はたからの見た目もきれいなスイングに見えるらしく、褒められることが多くなり、90を切ることができました。
kさんとは、その後一度も会っていませんが感謝しています。
はるか遠い日の思い出でした。
レッスンプロ・クラフトマンの河野でした。