Gride

gettyimages/886504174
getty

ゴルフスイング

しだしんご

インサイドアウト?フェアウェイウッドが打てない人の特徴とは?

こんにちは♪

アマチュアゴルファーにとって最難関と言えるクラブがフェアウェイウッドですね。

このクラブが思い通りに扱えるようになると、ゴルフはガラッと楽になるのですが・・・。

ところで、このフェアウェイウッドが上手く打てない人の特徴は、いったい何なのでしょうか?

極端なインサイドアウト軌道で振っている

getty

いわゆる「シャフトが寝る」というやつですね。

この時クラブはボールに向かって下から入ってくるため、ボールに届く手前で地面に当たり、ダフるかトップしてしまいます。

フェアウェイウッドでティーアップしているボールは打てるのに、地面に直(じか)に置いてあるボールは打てないという人はほとんどこれが原因となります。

ティーアップしていれば、多少クラブが下から入っても打ててしまいますからね。

反対に、左に出て右に曲がるスライス(プルスライス)を打っている人は、アウトサイドイン軌道で振るクセがあり、インサイドアウトとは逆にボールの上からクラブが入ってくるために、フェアウェイウッドが難なく打ててしまいます。

ですので、シャフトが寝て極端なインサイドアウト軌道になっている人は、フェアウェイウッドで左に打ち出して大きなスライスを打つ練習がオススメです。

シャフトを立てないと出球を左に出すことはできないので、シャフトが寝てしまう方にはいい矯正になります。

「飛ぶクラブ」なのに飛ばそうとして力んでしまう

getty

フェアウェイウッドは、アイアンでは届かない、比較的長い距離を飛ばすために開発されたクラブです。

スイングスピードが速い人であればアイアンで届くところを、非力な人でも届くようにしてくれる「お助けクラブ」なんです。

よく、アイアンではタイミングよくゆったりとスイングしているのに、フェアウェイウッドを持つとまるで別人のように強振してミスをする人がいます。

こういう人は、恐らくフェアウェイウッドは「飛ばさなければいけないクラブ」だという認識なのでしょう。

先程お話したように、フェアウェイウッドは「非力な人でも」飛距離を出すことができるクラブです。

ということは、楽に振っても「飛距離が出てしまう」クラブなんです。まずはこのように認識を変えましょう。

力を入れてクラブを振れば振るほど、ゴルフクラブは不思議と加速しません。手元ばかりが先行して肝心のヘッドが走らないためです。

反対にグリップを柔らかく握り、体全体でゆったりと振ってあげると、しっかりとクラブヘッドが加速するので上手く打てるようになります。

インパクトに意識が行き過ぎてフィニッシュまで振り切れていない

getty

フェアウェイウッドが苦手な人に共通しているのが、「振り切れていない」ということです。

ラウンドしていても、たいていの人はクォーターショットくらいの位置で終わっています。

苦手意識があるとどうしても「上手く当てたい」と思うようになり、インパクトに意識が集中してしまいます。

しかし、インパクトに意識が集中すればするほどクラブヘッドは減速し、当たらなくなったり、当たっても極端に曲がったりします。

先程の話でもあったように、体全体でゆったりと最後までスイングすれば、クラブヘッドが加速して上手く打てます。

素振りのつもりで勇気をもって最後まで振り切りましょう。

がんばってください!!