2回続けて同じクラブで打てれば、ナイスショットの可能性が高まる

打ち直しのティーショットがナイスショット。

「このボールが1球目に出ていればなぁ……」

ついそんな愚痴が出てしまいますよね。

ティーショットでOBを打った後の打ち直しのボールは、なぜかナイスショットの確率が高くありませんか？

実は、これには理由があるのです。

同じクラブで続けて打つから、ナイスショットが出る

それはスイングを修正したからでも、OBゾーンを極端に避けたからでもありません。そんなことをすると、逆にミスショットの原因になってしまいます。

単に同じクラブで2回続けて打ったからに他ならないのです。

ゴルフは毎度クラブを替えるから、ミスショットが出やすい

逆に言うと、ゴルフコースでは練習場と違って、同じクラブを2回続けて打つケースというのは滅多にありませんよね。

1回1回クラブを替えて打つから、ミスショットが出やすいのがゴルフです。

この事実を踏まえると、コースでミスショットを減らすためには、同じクラブを2度続けて打つ状況を作ればいいということになります。

3番ウッドとウェッジを天秤にかけたら……

一体どういうことか。仮にグリーンまで200ヤードの距離があるとします。

アマチュアゴルファーのほとんどが3番ウッドや5番ウッドでグリーンを狙う、もしくはできるだけグリーンに近づけようとすることでしょう。

しかし、200ヤードを100ヤード×2と考えると、例えばピッチングウェッジやアプローチウェッジを2回続けて打てばいいことになります。

フェアウェイウッドを振り回して、大ケガをしてしまうかもというリスクと、ウェッジやショートアイアンを2回打って2オンさせる確率はどっちが高いでしょうか？

そして、どちらのほうがスコアがいいでしょう？

自分の腕前ともう一度相談してみて、次回のラウンドでぜひ試してみてください。