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ゴルフスイング

PAR RUSH 01

50ヤードのショット練習が上達への道〜上達シリーズ第59回

皆さんは、50ヤードの距離をどのように考えていますか?

さまざまな状況で、40~50ヤードほどの距離が残ることが多いと思います。

でも、少し中途半端なこの距離、あまり練習をしていないのではないでしょうか?

今回は、この中途半端な50ヤードを考えてみます!

50ヤードの距離の重要性!

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例えば、450ヤードのミドルホール(パー4)などで、飛ぶ方なら2打目で届くかもしれません。

しかし、そうではない人はできるだけグリーンに近づけるか、バンカーや左右のラフなどを避けて、手前のフェアウェイ(花道)にレイアップすることになります。

すると残るのは、40~50ヤード程度の距離ではないでしようか?

また、短いロングホール(パー5)の3打目も、このくらいの距離になることがあります。

さらに、ティーショットをミスしてラフの場合、無理せずにショートアイアンやウェッジでフェアウェイに戻すと、このぐらいの距離が残ることがあります。

この距離は、56度または58度でしっかり打つ距離ではありません!

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40~50ヤードは、いわゆるサンドウェッジのフルショットでは大き過ぎる距離です。

飛ぶ方ならは、なおさら難しい距離でしょう。

この距離はクォーターショット程度の距離でしょうか?

しかし、この大切な微妙な距離を、練習している人は少ないように感じます。

フルショットではない距離が、難しいことは理解しているでしょう。

しかし、アプローチとフルショットの中間の距離である「50ヤード」は、絶対に練習する必要があります。

この中途半端な距離はとても難しく、繰り返し練習をしないと身に付きません!

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フルショットではない中途半端な距離は、繰り返し繰り返し練習しないと、上手くなりません。

これは、理屈ではなく身体の動きで身に付ける必要があります。

頭で理解できても、それを身体に覚えさせることはできません。

1球ぐらい上手くいっても、続けて同じように打つことは難しいのです。

ですから、地道ですが繰り返し練習をしましょう!

50ヤードのスイングのポイントとは?

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さて、50ヤードの大切さを理解してもらったところで、そのショットのポイントは?

★小手先でなく、しっかりと体を使ってショットすることです。短いからと、手先だけで打とうとすると、トップしたり、ダフったりとミスにつながります。

★この時に、グリップをやや短く握ること。こうすることで、飛ばなくなります。

☆この時のクラブは、サンドウェッジだと思います。サンドウェッジは、元々飛ばないクラブですから、しっかりと振っても飛びません。それを小手先で操ろうとするから、ミスが出るのです。

★40ヤードなら、もう少しグリップを短く握ることも試してみましょう!

つまらないかもしれませんが、50ヤード程度の距離を地道に練習しましょう!