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ゴルフスイング

Nick Jagger

3通りのスタンスの方法とそれぞれの特徴を覚えよう!

グリップにはスクエア、ストロング、ウィークと3通りの握り方があるように、スタンスにも3通りの方法があります。

それぞれどんなメリットがあるのでしょうか?

基本は飛球線に対して平行なスクエアスタンス

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スタンスは右足、左足のかかとを結んだ線と飛球線の関係で決まります。

両足が飛球線と平行なスタンスをスクエアスタンス、飛球線に対して右足をカカトの方向(後方)に引くクローズ(ド)スタンス、その逆で左足をカカトの方向に引くオープンスタンスとそれぞれ言い、この3通りのスタンスの方法があります。

基本はスクエアスタンスです。

オープンスタンスは体の回転がコントロールできる

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しかし、スクエアスタンスで構えるゴルファーでも、ショートアイアンではオープンスタンスになってきます。

それは距離が短い場合は、飛ばすことよりも正確に打つことが目的となるため、オープンスタンスによってバックスイングが必要以上に大きくならないようにするわけです。

オープンスタンスでは飛球線に対して右足が前に出ているために、バックスイングで体の回転がコントロールできるからです。

クローズスタンスはバックスイングが大きく取れる

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一方、クローズスタンスはバックスイングをより大きく取ることができます。

ダウンスイングから体を左に捻り戻そうとすると、左足が前に出ているため、下半身の動きがストップするような(壁ができるようなイメージ)動き方となり、それだけ上体の捻りとの差が生じるため、捻転差をより使うことができます。

それだけに非力な人がストロンググリップでクローズスタンスで構えれば、クラブヘッドをスピードアップさせることができ、飛距離も伸ばせることになるといえます。

また、クローズスタンスはスイング軌道がインサイドアウトになるため、球をつかまえやすくもなります。

スライスで飛距離が伸びないという人も、一度試してみてはいかがでしょうか。