Gride

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ゴルフスイング

タイガー

プロも採用しているグリーンの読み方「エイムポイント」とは?

タイガーです。

いまだにパッティングの傾斜をうまく読めないわたしですが、最近こういうものを見つけてしまいました

それは「エイムポイント・エクスプレスリード」。

すごい名前ですね。

ちなみにみなさん知っていますか?

簡単にですが紹介したいと思います。

エイムポイントとは

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エイムポイントとは、マーク・スウィーニー氏が開発したグリーンの傾斜を測る方法です。

スウィーニー氏はテレビ画面上にグリーンでのボールの転がりを予測したソフトを提供する企業の創設者で、グリーンの速さや傾斜でどれくらいボールが曲がるかを記したチャートを開発しています。

その開発の背景にはゴルフボールがグリーンの傾斜、速さ、打ち出しの強さが同じ条件であれば規則的に動くという考えがあったからだそうです。

その後、このチャートを使った選手が世界ランキング1位になったことから世界で注目されました。

誰でも実践しやすいエイムポイント・エクスプレスリード

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エイムポイントの課題は器具や専用のチャートが必要となるためかなり複雑でした。

その後、スウィーニー氏はジュニアゴルファーでも簡単に実践できるようにエイムポイント・エクスプレスリードを開発したそうです。

これはアダム・スコット選手やリディア・コー選手も採用している方法です。

みなさんもこの選手たちがカップに指を立ててグリーンの傾斜を読んでいるのを見たことがあるかもしれません。

エイムポイント・エクスプレスリードの手順

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この方法の手順は以下のとおりです。

①カップに正対して左右どちらの足に重力がかかるかを5段階で判断する

グリーンが平坦なら0、傾斜が強いと5という判断をします。

②ボールの位置に立ち、先ほど判断した段階分だけ指を立てる

傾斜の度合いが3なら、指を3本立てます。

③カップの端からその指の数ずらした位置にボールを打ち出す

左から右にスライスであれば、カップの左に指を合わせる。

このように自分の体を基準にしてパットをする方法のようです。

うまく説明できているかわかりませんが、簡潔にまとめるとこんな感じです。

パッティングは何を基準にするかが重要

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エイムポイント・エクスプレスリードは自分の視覚に頼らないことでミスが起きにくくなります。

人間はグリーンの色や奥行きで距離感や傾斜がどれくらいなのか惑わされてしまいます。

それを防ぐ方法として素晴らしい方法だと思いました。

一方で足の感覚で傾斜の度合いを判断するなどすぐに実践できる方法ではありません。

グリーンの速さによって腕を伸ばしたりする必要もあるみたいです。

ある程度訓練が必要な方法だということがわかります。

しかし、パッティングが苦手な人はなんとなくその方向に打ち出している人が多いような気がします。

感覚だけで打っているとパットが入る日と入らない日の差が大きくなってしまいます。

そのためにもこういった基準を自分でも設けることが必要です。

距離によって振り幅を決める練習から始めても良いかもしれません。

ちなみに、エイムポイント・エクスプレスリードは正式な講習会が開かれているので興味のある方はぜひ参加してみてください。