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ゴルフスイング

もーりー

パットを打つ前に『狙う』のか『寄せる』のかをハッキリさせさせよう!【パート1『寄せる』編】

皆さんゴルフを楽しんでいますか!

こんにちは、ライターのもーりーです。

パットが苦手だという方はけっこういらっしゃるかと思います。

しかしスコアメイクをするうえで、パット数を少なくするのは超重要!

特に100切りを目指したり、安定して90台でラウンドしたい! という皆さんは、パットへの苦手意識やストレスをなくして、平均パット2.0打以内でラウンドしたいものです。

まず考えるのは『3パットをしない』こと

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先日のラウンドでハーフ9ホールのパット数がなんと13。

2パットが4回と1パットが5回というでき過ぎな内容でした。

ただ裏を返せばパーオンが1回もなくて苦戦した結果の産物なので、あまり素直には喜べなかったりもするんですけどね。

昼食休憩に「1パット5回って今日はパットが絶好調だね」と同伴プレーヤーから声をかけてもらえたように、普通は1パットのほうに目が行きがちですが、私はまったく違うことを考えていました。

『よし、3パットが1回もなかったぞ!』

そりゃあ1パットが5回もあったことはうれしいです。

でも私の中では1パットというのは、アイアンショットやアプローチでベタピンにでもつかない限りは、(その割合は都度変わっても)ラッキーや偶然といった要素が必要だと思うからです。

いっぽうで3パットというのは、必然的な要素しかないと思っています。

1パット目か2パット目にミスパットをするか、その前のショットをミスして超ロングパットが残る、といった必然性(ミス)がない限りは3パットにはならないからです。

パットが苦手だという人は、例外なく3パットの回数が多く、それがスコアに直結しているはずです。

パット数を減らしたり、技術の向上を測るバロメーターは1パットの数ではなく、
『3パットをしない』ことです!

パットを打つ前に『狙う』のか『寄せる』のかをハッキリさせる!

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3パットをしない、要は2パット以内で上がるにはどうしたらいいのか。

私が心がけているのは、パットを打つ前に『狙う』のか『寄せる』のかをハッキリさせることです。

『狙う』というのは、字の通りカップインを狙って打っていくということ。

『寄せる』というのは、パットの1打目を“2打目が確実にカップインできるエリア”内に打っていく、ということになります。

私の場合はだいたい6メートル以上のパットは頭を『寄せる』に切り換えて2パットで上がることを優先します(よほどの真っすぐなラインかバーディーパットなら話は変わってきますが)。

ここで大事なのはどこまで『寄せる』かです。

もし「2打目が確実に入るように、カップの近くまで寄せて」と言われたら、パットが苦手な人ほどカップから2~30センチ以内に寄せようとします。

その結果、力んで大オーバーや緩んで大ショートしてしまったり……。

ここで冷静に考えてみましょう。

“2打目が確実にカップイン”できるエリア(距離)はカップから2~30センチ以内でしょうか。

さすがにそれはちょっと狭いというか短か過ぎだと思いませんか?

私の場合は1メートルくらいまでならほぼ確実に、1.5メートルでもかなりの確率でカップインさせられるかな、という感じです(2メートルになると、調子次第では2回に1回入るかなー、という感じですかね)。

ほとんどの皆さんは、私と同じくらいの感覚なんじゃないかなと思います。

ということは……。

半径1メートルの『巨大カップ』をイメージして寄せる

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そうです、『寄せる』パットは1パット目がカップを中心とした半径1メートルくらいの範囲内に収まればOKだということ!

30センチも1メートルもほぼ確実にカップインできるのであれば、寄せる範囲を広げたほうが1パット目のプレッシャーがずい分変わります。

『寄せる』という感覚がいまいちわかりにくい場合は、『巨大なカップ』をイメージします。

例えば10メートルくらいのパットを打つのに、カップの半径が30センチだとずい分狙いやすいでしょうし、半径1メートルだとどうでしょうか。

半径1メートル(直径だと2メートル)ってかなり大きいので、10メートルくらいのロングパットでもプレッシャーどころか、『余裕でカップインでしょ♪』くらいの楽な気持ちでパットができると思います。

パットが苦手な人は、まずは1メートルの『仮想巨大カップ』を目がけて打つようにしてみてください。

きっと2パット以内で上がれることが多くなり、3パットが激減するはずです。

『寄せる』パットでショートパットが磨かれる

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この1打目を『寄せる』パットで2パットで収めるというのは消極的過ぎないか、という意見もあるかと思います。

6~10メートルくらいの距離なら入るかもしれないから狙ったほうが良いんじゃないか、ということですね。

ただ、6~10メートルの距離を狙ってカップインする確率と、『寄せる』つもりで打ったらたまたまタッチが合ってカップインする確率が劇的に変わるでしょうか。

私は両者の確率はそんなに大きくは変わらないと思いますが……。

特にパットの苦手な人は1パット目をカップから1メートル(最初は1.5メートルでもいいでしょう)のエリア内に『寄せる』ことを徹底してみてください。

続けていくうちに変化が起きてきます。

自然と1メートルくらいのパットを打つ機会が増えますので、ショートパットに自信がつきます。

パットはメンタルの影響がすごく大きいので、1メートルくらいのショートパットしか自信が持てなかったのが、2メートル、3メートルと自信の持てる範囲が広がります。

ショートパットが安定すると、1パット目を寄せなきゃ! というプレッシャーが緩和されるのか、かえってパットのストロークが良くなります(これもメンタル!)。

そうなってくると、距離のあるパットでも1パットでカップインということも!

そう、少なくとも私の場合は、徹底して実践した『寄せる』パットが、3パットを減らすだけではなく、回り回って1パットの確率も上げてくれました。

興味を持たれた方は、だまされたと思って実践してみてください。