ピッチエンドランはランニングアプローチの延長と考えれば失敗知らず！

グリーンエッジまで少し距離があってある程度ボールを上げなくてはならない場合や、7番アイアンなどで直接グリーンにボールを落とすとランが出過ぎてピンをオーバーする状況では、9番アイアンやピッチングウェッジを使って、ピッチエンドランで寄せるのがベストです。

確実なピッチエンドランのやり方について考えてみましょう。

番手が変わってもスイングは同じ

と言っても、ピッチエンドランのアドレスやスイングがランニングアプローチと大きく変わるわけではありません。

早い話、7番アイアンよりもロフトの多いクラブに持ち替えれば、自然にピッチエンドランになるのです。

ランニングアプローチの延長と考えて、アドレスやスイングをできるだけ変えないようにするほうが、ミスを少なく抑えることができるはずです。

両手をこねない意識を持つ

ランニングアプローチと少し異なる点は、ピンまでの距離がやや遠くなる分スタンスを少し広めにするということと、スイングの振り幅が大きくなることです。

その他はまったく同じと考えても差し支えありません。

スイング中特に注意したいのは、ランニングアプローチ同様、両手をこねないようにすることです。

ボールを上げなくてはといった強迫観念に取りつかれ、インパクトで調節しようとすると、つい両手をこねてしまいますから注意してください。

ロフトがボールを上げてくれる

ボールを上げたい状況ですから、ボールが上がりやすいロフトのあるクラブをチョイスしたんだと自分に言い聞かせて、ランニングアプローチの延長のスイングを心掛けてください。

クラブのロフト角というものをもっと信じて打てばいいんです。

そうすれば、ピッチエンドランの大きなミスはなくなるんでしょう。