ゴルフスイング
seamoon
柔らかい砂のバンカーから脱出!覚えておきたい4つのポイント
バンカーに入ってしまった時、なかなか抜け出せずにイライラした経験はありませんか?
実は、砂の質によって同じスイングのバンカーショットでは抜け出せず、特に柔らかい砂の場合はとても注意が必要なのです。
ここでは柔らかい砂のバンカーからの脱出に必要な4つのポイントを説明していきます。
砂の質をチェックしよう!
柔らかい砂のバンカーショットでは、通常のバンカーショットの打ち方をしても上手くバンカーから抜け出せません。
それは、柔らかい砂によって自身で思っているよりもクラブのヘッドが砂に潜りやすく、ヘッドの勢いがボールに伝わり難いからです。
それによってボールは高く上がらずに、バンカーから出にくくなります。
つまり、砂の質を知ることが良いバンカーショットにつながるので、バンカーにボールが入ってしまった時は、まずスイングをする前に足場を固めてバランスを崩さないようにしつつ、砂の柔らかさや状態をチェックしてからスイングに移りましょう。
※必要以上に足場を掘ったり固めたりするとペナルティを科せられる場合もあるので注意しましょう。
フェースを大きく開いて打とう!
通常のバンカーショットでもフェースを開いて打ちますが、柔らかい砂のバンカーではさらに大きくフェースを開いて打つように心がけていきましょう。
フェースを開くことにより、ヘッドの下部のバウンスと呼ばれる出っ張り部分が作用して砂にヘッドが潜り難くなります。
フェースを開くほどバウンス角が大きくなり、砂に対して跳ね返りやすくなるので、砂にヘッドが潜ってしまうのを防ぐことができます。
柔らかいバンカーショットでは、「フェースを大きく開いて打つ」を覚えておいてください。
スイングの幅を大きくして、ゆったりとしっかり振り抜こう!
フェースを開くほどボールは高く上がってしまい、飛距離が出なくなります。
それをカバーするために、柔らかい砂でのバンカーショットのスイングは上から打ち込むのではなく、ゆったりと大きな弧を描くイメージで打つようにしましょう。
そうすることでボールを拾いやすく飛距離を出せるようになります。
打ち込んでしまうと、柔らかい砂ですので簡単にヘッドは砂に潜ってしまい、ボールが飛ばす、バンカーから出られなくなってしまうので注意が必要です。
また、フォローが小さくなりがちですので、しっかりと振り抜くように意識しながらスイングしましょう。
柔らかい砂では大きいバウンスのクラブを!
バンカーショットが苦手な人は、クラブが潜って砂を多くすくってしまい、ボールに力が伝わっていないことになります。
よって、バンカーショットでのウェッジの選び方はクラブのバウンスがポイントになります。
特に柔らかい砂のバンカーショットでは、バウンスの大きいクラブを使うことでバウンスが砂への抵抗となるので、潜りにくく出しやすい結果につながります。
しかし、バンカーの砂が硬い、薄いなど、砂の量や質によっては大きいバウンスでは不利な状況もありますので、よく行くコースや自身の得手不得手を確認してからウェッジを選ぶようにしましょう。
バンカーはハザード(障害物)ですので、難度は通常のショットよりも高いです。
ボールが深く埋まってしまったり、斜面に止まっているなど、状況次第で難易度を増していき、的確なクラブの選定やスイングが要求されます。
バンカーに入ってしまった場合は状況・状態をしっかりチェックして確実に抜け出しましょう。