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もーりー

もーりーのショートパット克服物語【前編】

皆さんゴルフを楽しんでいますか!

こんにちは、ライターの もーりー です。

初心者のなかには、ショートパットで悩んでいる方がたくさんいらっしゃると思います。

私も少し前までは1メートルのショートパットもおぼつかないほどの重症でした。

そこで今回は手前味噌ですが、ワタクシもーりーがいかにしてショートパットが苦手になり、そしてそれを克服できたかをご紹介!

興味があればおつきあいください。

最初はパットが大好きでした

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ほとんどの人と同様に、先輩から譲り受けたクラブセットでゴルフを始めた私が最初に手にしたパターは、オデッセイのピン型のものでした。

最初はカップのまわりを“行ったり来たり”も経験しましたが、初心者のころからアプローチ練習場のグリーンで練習をしまくっていたこともあり、パットについてはすぐに距離感をつかむことができたような気がします。

ショートパットについても、2メートルくらいなら外れる気がしなかったですし、先輩たちに連れていってもらうラウンドではパッティングだけは互角にプレーできている気がして、ますますパットが好きになりましたね。

ミケルソンに憧れて

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ゴルフの魅力にとりつかれた私は、ひとりのプロゴルファーに憧れを抱くようになります。

フィル・ミケルソンです。

あまりにミケルソンが好きすぎて、左打ちに変更しようかと本気で考えたほどです。

左利きへの変更は断念しましたが、パターだけでもミケルソンっぽく!

ということで、ミケルソンが使っているL字パター(オデッセイ プロトタイプ)に一番近いということで、オデッセイの#9(L字マレットタイプ)に買い換えました。

周囲からは『そんな難しいタイプのパターを使ってー!』なんて言われましたが、そんなのどこ吹く風! とばかりにパッティングは好調を維持していました。

#9は同時期にあの石川遼くんも使っていたので、気分はトッププロとばかりに調子に乗っていましたね。

今になってわかったのですが、ピン型とL字型のパターはともにインサイドアウト(正確にはインサイドインですかね)のストロークが合うらしいです。

フェースがテークバックで緩やかに開き、インパクト後に緩やかに閉じる、無意識ながらもフェースを開閉させながら打っていたので、ピン型からL字にパターを変更しても違和感がなかったわけです。

あの頃は憧れだけでパターの形状を変えて、本当に怖いもの知らずだったと反省もしています。

徐々に異変が……

初心者のころからパターには良いイメージしかなかったわけですが、ある時を境に様子が変わってきます。

それは90切りを達成した頃です。

安定してスコア80台を出したい、ということでパッティングでも『より精度を上げたい』という思いが強くなりました。

そこで取り入れたのがボールをより左足前にセットすること。

これはまたまたミケルソンみたいに打ちたい! という憧れからです。

それとテークバックでクラブを真っすぐ引いて真っすぐストロークすること。

より真っすぐに打つにはこれがベストだと考えたからです(結果的にはこれが後々まで尾を引くことになろうとは……)。

よし、これでパッティングがますます良くなるはず……。

結果は逆でした。

まずはパットで引っかけることが多くなりました。

引っかけを意識すると、今度はボールが右に打ち出されてしまいます。

ボールの行方が気になりルックアップもひどくなる始末。

ボールのセット位置を元に戻したら改善されるかと思いましたが、まったくだめです。

外してはいけないという心理的不安も重なり、ショートパットは50センチ以内じゃないと入る気がしません。

実際にこの頃は、1メートルのパットも4~5回に1回しか入らなかったんじゃないでしょうか。

まさに天国から地獄。

パターを見るのも嫌な状態になったのでした……。

(【後編】に続く)