初心者
もーりー
3パットを減らすために必要な“3つのコト”
皆さんゴルフを楽しんでいますか?
こんにちは、ライターのもーりーです。
男子ツアーのメジャー大会『日本ゴルフツアー選手権』(5月31日~6月3日)は、市原弘大プロの初優勝で幕を閉じました。
いっぽうで16番ホールまで2位にに2打差をつけて首位に立っていた時松隆光プロは、17番で3パットを喫してしまうと、18番では1メートル強のパットを外してしまい、まさかの2連続ボギーで優勝を逃してしまいました。
これをふまえて今回は、プロだけでなく我々アマチュアにとってもスコアメイクのカギとなるパッティング、とりわけ3パットを減らすため必要だと私が感じることを、“3つのコト”と題してご紹介します。
目次
コト1 1メートルのパットに自信を持つこと!
まずひとつ目は、1メートル以内のパットに自信を持つことです。
3パットの割合が多い人を見ていると、1メートルくらいのいわゆる“返しのパット”を外すことが多い気がします。
そして1メートルくらいの返しのパットを外して自信をなくすと、今度はファーストパットをもっとカップ近くに寄せようと空回りしてしまい、逆に大ショートや大オーバーさせてしまう悪循環に陥ります。
まずは1メートルのパットの練習を繰り返して、『1メートルのパットなら外す気がしない!』と自信を持てるようになりましょう。
1.5メートル、2メートルと欲張る必要はありません。
スコア100切りや安定して90台を目指すレベルであれば、1メートル以内のパット精度を上げるだけで十分です。
1メートルのパットによほど自信を持てて、1.5メートルのパットもストレスなく打てるようになったら鬼に金棒です!(1.5メートルのパットを確実に決められるのは、シングルさんに手が届くレベルだと思っててもいいくらいです)
コト2 アプローチを『2パット目を1メートルくらいから打てる範囲』に寄せること
アプローチをグリーン奥のカップそばに寄せようとして、ザックリのミスでカップから遠いグリーン手前にしか乗らずに、ミスを挽回しようと「何が何でも2パットで!」と気負いすぎて結局3パットをしてしまう…。
これも3パットが多い人にありがちなパターンではないでしょうか。
1メートル以内のパットに自信を持ったら、次に考えるのは『2パット目を1メートルくらいから打てる範囲』がどのくらいなのかを把握することです。
私の場合だと9~10メートルくらいのパットまではカップから1メートルくらいには寄るかな~、7メートルくらいなら間違いなく寄る! という感じです。
それがわかっていれば、難しいアプローチの場合は、あまり無理をしなくてもカップからだいたい7メートルくらいに寄せておけば、2パットで収まる確率が非常に高くなるはずです。
コト3 10メートル以上のロングパットは3パットでも致し方なしと思うこと
最後は10メートル以上のロングパットは3パットでも致し方なしと思うことです。
私は10メートル以上のパットを残した場合は「3パットでもいいや!」と、打つ前から良い意味で開き直るようにしています。
10メートル以上のパットが残っている場合、パーオンしていれば3パットでもボギーですし、それ以外の場合は前打のアプローチで寄せられなかったことを反省すべきなので、仮に3パットをしてしまってもそんなに悔やむこともないと思うからです。
3パットを完全になくすのは、しょせん無理な話です。
まずは返しの1メートルのショートパットのミスが原因の3パットをなくすことに集中しましょう。
パットはメンタルが大きく影響します。
1メートルのパットの精度が上がるだけで、パットの調子はすこぶる良くなるはずです!
興味を持っていただいた人は早速次のラウンドで実践してみてください。
というわけで今回はこのへんで。
それでは、また!