ゴルフスイング
あやの
近年大注目のスイング理論【シャロー】をわかりやすくご紹介*その2
こんにちは!
「シャロー」について注目してみようシリーズその2です。
今日はわたしのインスタグラムに多く寄せられる質問について、超わたし的見解でお答えしたいと思います。
それでは行ってみましょう!
(↓その1はこちらから!)
まず、シャロースイングの予習
このシャローシリーズのためのリサーチにかなり時間を費やしています。学校の勉強より頑張っているかも?(笑)
いつも、みなさんからいただくDMやコメントは全部しっかり読んでいます。ありがとうございます(*^_^*)
今回はシャローイング/シャローアウトの方法のまえに、まず誤解されやすい情報について、しっかり見直していきたいと思います。
手っ取り早く、シャローアウトの方法を知りたい方は、その3を見てね(笑)。
ROCについて
ROCとは(Rate of Closure)の略で、クラブヘッドのトウ側の開閉する動きの大きさのことです。
そう、シャローイングのさまざまな利点はこのROCをインパクトゾーンで低く抑えられることにあります。
そして、このインパクトゾーンのROCは特に球筋に大きく関係してきます。
ROCとギア効果について
皆さんご存知このギア効果。
フェースのどこに当たるかによってボールのスピンは大きく変わるよってやつです。
このギア効果はどれだけ早くクラブフェースを閉じるか(ROC)に密接に関わってきますので、もちろんスイングスタイルによって、吉と出るか凶と出るか分かれるのです。
例えば、トップからの切り返しが速い人は、インパクトでフリップしがちです。右手が左手に覆いかぶさるような状態です。
このスイングだとROCは速く多くなり、方向性の安定には抜群のタイミングが必須条件となります。
逆にシャローイング/シャローアウトを行ったスイングですと、インパクトゾーンでのクラブフェースのローテーション(ROC)は少なくゆっくりですので、つまり、より長くターゲット方向に向かってクラブフェースがスクエアな状態をキープできます。
これがシャローなスイングの利点である、ROCを低く抑えることによる方向性の向上、適正な入射角、打ち出し角、スピン量による飛距離のアップにつながるんですね。
ダウンブローについて
先日、シャローって払い打ちスイングでしょ? というコメントをいただきました。
わたしにとってのダウンブローは、あなたにとっての払い打ちかもしれません。
「そんなの、それぞれの感覚やん」という極論にたどりついてしまったので、今日はしっかり確認しましょう(笑)。
ダウンブローとシャローは対局と考えている方がとても多いんだなと感じました。
そもそも、ダウンブローとはインパクトでの入射角がマイナスの状態のことを言います。
この入射角には番手ごとに適正な数字がありますが、適正な入射角で打てるとスピン量も適正な量をキープできるので、飛距離もヘッドスピードに見合った番手通りに伸びるっていうわけです。
「アイアンはダウンブローに打て!」
という言葉をよく耳にしていた超アマチュアゴルファー代表の私は
上からズドン!っと大根切りをするようなイメージで打たなければ! と、ずっと思っていました(笑)(上の画像右側)。
そして、上の画像左側をご覧ください。
なんか思っていたイメージと違いませんか(°_°)
けっこう緩やか。
より具体的な数字でいうと、LPGAプレーヤーの7アイアンの平均入射角で-2.3度です(トラックマン2017年データ)。
-2.3度? わたしの感覚だと、それってほぼフラットですやん! ってとこです。
つまり「アイアンはダウンブローで打て!」
というのは、緩やかなダウンブローということがポイントなのです。
ここ重要なのでお忘れなく☆
いかがでしたか?
今回は読者のみなさんが「????」と思っていることについて触れてみました。
さて、次回はいよいよシャローイングの仕方について説明するよ!!
お楽しみに❤
以上、あやのがお届けしました。
皆さんからの質問・感想インスタグラムでお待ちしてます!!