ゴルフスイング
飛太郎
アスリートからアマチュアまで効果絶大!イメージトレーニング
皆さんこんにちは! 飛太郎です。
どんなスポーツにおいてもよく耳にする、この「イメージトレーニング」という言葉。
実はこれほど大きな効果をもたらしてくれるトレーニングは、他に類を見ないと言っても過言ではないものなんです。
時と場所を選ばず、そしてお金も掛からない。
それでいてパフォーマンスは最高とくれば、取り入れない手はありませんよね。
今回は、イメトレが大事な理由と、飛太郎がオススメする簡単な方法をご紹介します。
真の意味で「練習」の質を上げる!
私的な事からお話しして恐縮ですが、飛太郎は重度のヘルニアとお付き合いしています(笑)。
数年前まで行っていた、高負荷・高重量のトレーニングが起因しての故障です。
スポーツあるある、ですね。
またゴルフは、どうしても左右非対称の動きになりますから、整形外科医の先生も仰る通り、身体に偏った負荷が溜まりやすいです。
加齢や過度の負荷により、どうしてもケガと隣り合わせになってしまうのがスポーツ。
これはある程度、仕方がない事ではあります。
しかし、だからこそ、上手く身体をケアしてあげると同時に、日々の「練習の質」を向上させる必要性があると言えます。
そうしなければ長くゴルフを続ける事ができなくなる恐れもある訳ですから。
そこで最大のカギとなるのが、このイメージトレーニング。
闇雲に身体を酷使するのではなく、頭脳を駆使してイメージ力を高め、効率的な練習をしてみませんか?
頭と身体を十分にリンクさせてあげる事で、ケガの抑制・成長速度の向上・精神的な充足などなど、多くのメリットが生まれます。
また、身体を休めている間でも、場所を問わず実施できるという利点も大きいでしょう。
①己を知れば、百戦危うからず!
イメージトレーニングを取り入れる前段階で不可欠なのが「成功イメージ」を自身の中に描き出す事です。
その方法を三段階のステップに分けてご説明させていただきます。
もし練習場で期せずして良い打球が出たとしても、それがなぜ出たのかを知覚できていなければ、偶然の産物になってしまいます。
またミスショットが出始めたとしても、明確な原因が特定できていなければ、リカバリーに時間も体力も費やす事になるでしょう。
ここではまず第一に、自分のスイングがどのようなものなのかをよく知る必要があります。
効果的なのは、ご友人などにご自身のスイングを動画で撮影してもらう事。
そこで今まで持っていた自身のイメージと現実の姿とを擦り合わましょう。
撮影したご自分の姿がどのようなものであったとしても、ぜひ客観的に見る事をオススメします。
なぜなら、良くも悪くもこの段階ではまだ「成功イメージ完成」ではないのですから。
②お手本となるスイングを見つける!
ご自身のスイングを見て分析をしたら、次のステップです。
お手本となる人のスイングを見つける事!
これが本当にいろんな場面で役立ちます。
選ぶ基準は何でも構いません。
「背格好が似てる」だとか、「スイングが好み」だとか、「その人の持ち球を真似たい」だとか。
できればいつでも視聴できる状態が望ましいので、YouTubeなどの動画で特定のプロをお手本にする事をオススメします。
お手本を決めたなら、ご自身のスイング動画を分析したのと同じく、お手本のスイングもジックリ分析してみて下さい。
全体像をザックリと見比べるのも良いですが、できればアドレス、テークバック、トップなどといったパーツごとに分けて、何度も見比べてみて下さい。
余談ばかりで恐縮ですが、飛太郎がお手本にしているのは前回の記事でご紹介した「ジェイミー・サドロウスキー選手」です。
何百回と夢に出てくるまで分析を繰り返したので、毎回眠りながらスイングしてしまい、布団がシッチャカメッチャカになって奥さんに呆れられます(汗)。
③テーマ・課題を決めて練習場へ!
①と②で分析を十分に行ったら、何か気付く事があるかも知れません。
それが、「自分とプロとのスイングの違い」だと僕は思います。
そして、プロにできて自分にできていない事は何か?
ここに気付く事こそ最大の転機だと確信を持って言えます。
グリップの形、腕の配置、スタンス幅の広さ、肩の位置、前傾角度、頭の位置…プロはどうしているんだろう?
あらゆるパーツを、どんどん分析・追求してみてください。
そんなプロの姿を何度も反復して思い浮かべ続けるという行為は、いつしかそれこそがイメージトレーニングへとつながるからです。
その結果、ご自身の中で「課題」が生まれるはずです。
目標や課題を掲げて練習を重ねるという事は、一つのゴールを設けるという事。
無目的なまま練習を続ける事に比べて、その優位性・成長速度の違いは明らかです。
最後になりましたが、その課題を一つ一つクリアにしていき「また一つできた!」と実感する事で、「成功イメージ」は完成に近付いていきます。
そこから、イメージトレーニングの本領は発揮されていくのだと、実体験を元に飛太郎は考えます。