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ゴルフスイング

あやの

バンカーショットの極意!バンカーが得意になる9のチェックポイント!

今回はグリーンサイドのバンカーショットの教えたくないコツをまとめて教えちゃいます。

きっとみんな得意になっちゃうな~(笑)。

まず最初に砂の種類を確かめよう!

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砂の種類が柔らかいのか硬めなのか、右足下がりなのか、上がりなのか、つま先上がりなのか、下がりなのかによってセットアップやショットはちょっとだけ違います。

今回は平らなライからの基本的なバンカーショットのコツについて紹介するよ!!

次に正しいクラブを選ぼう

グリーンサイドバンカーはクラブ選びが重要です。

バンカーだからサンドウェッジっていう決め方はナンセンスです。

ロフトがあればあるほど(58~60度のロブウェッジなど)ランは少なく、ロフトが少ないほど(50~52度のギャップウェッジなど)ボールは転がります。

※ギャップウェッジ……アプローチウェッジのこと

バンカーからグリーンまでの距離、ピンの位置、グリーン周りのその他のハザードなどを考慮して、バンカー脱出が優先なのか、グリーンに乗せること、またはピンに寄せることが優先なのか、状況に応じてクラブを選択しましょう。

ここで、バウンスについてのおさらい

一般的にサンドウェッジはバウンスが多い方がやさしいと言われています。

バウンスが少ないと砂に刺さりやすいからです。

自分のクラブのバンスを確かめましょう。

私の場合、サンドウェッジ54度でバウンス10度。ロブウェッジ58度でバウンス8度を使っています。

同じウェッジでも46~52度にあたるギャップウェッジはバウンスが少なめ。

54~57度のサンドウェッジはバウンスが多め。

58度以上のロブウェッジはバウンスが少なめになっています。

砂が柔らかい場合は、バウンスが大きめの方が簡単に出ます。

逆にしまってる硬めのバンカーはバウンスが小さい方が簡単に出ます。

これがまず1つ目のポイントです。

正しいセットアップをしよう

どんなショットもセットアップが最重要です。

ボールを右に置くほど入射角が鋭角になるので打球は低く飛び出しランが出ます。

なので、基本のバンカーショットのボールの位置は左めです。

入射角を緩やかにバウンスの特性をうまく利用するためです。

そして、オープンスタンスを取ります。

ここで2つ目のポイントです。

セットアップで手元が左に来すぎてシャフトがターゲット方向に傾きすぎてると、入射角が鋭角になりすぎちゃうのでミスしやすくなります。

手元は体の真ん中でいいのです。

基本は左足体重キープで、80:20くらいと…言われていますが!!

この左足体重、勘違いすると非常に危険です。

私たちアマチュアにありがちなミスの1つが、左足体重をキープしようとしてセットアップの時点ですでに、左サイドが左に突っ込んだ形になってしまうことです。

つまり左腰をターゲット方向に押し出すような姿勢になり頭がビハインドザボール&右肩が下がってしまう形です。

するとボールのかなり後ろを打ってしまうので気をつけてくだい。

バンカー出ないあるある

ボールがどうしても前へ飛ばない人へ!

下記のチェックポイントを確認してみてください。

●足をしっかり埋めよう
ボールを直接打ってしまわないように&下半身がフラフラしないように足元はしっかりグリグリ砂に埋めてください。

●ボールから離れてみよう
ボールとスタンスの距離が近いとスイングがアップライト(縦)&スティープ(鋭角)になっちゃうのでボールが前へ飛ばないんです。

スイングプレーンとアタックアングルをシャロー(浅い鈍角)にするために少しボールから離れてみてね。

●フェースを開こう
バウンスを効かせ、リーディングエッジが砂に刺さらないようにするためにフェースを開きましょう。

フェースを開いてからグリップし直してますか??

オープンスタンスを取っているので、クラブフェースを開いているつもりでも意外にスクエアなままな人が多いです。

●開いたフェースをキープして打とう
せっかく開いたフェースをインパクトで閉じちゃうと砂からヘッドが抜け出せず刺さってしまいます。

開いたフェースはキープしたまま打ちましょう。

●手元を低めにアドレスしよう
アタックアングルをシャローアウトするために手元を低めに構えてみてください。入射角を鈍角にするお助けになります。

アドレスのとき手元が左足前に来ないように気をつけてくださいね。

アドレスでシャフトをターゲット方向に傾かせすぎると、これも砂に突き刺さる要因になります。

●アゴを少し上げてみよう
意外なポイントがアドレスでアゴを上げることです。

バンカーショットは下半身の体重移動を制限する分、肩が回りにくくなってしまいます。

アゴを少し上げるとバックスイングがよりスムーズに行えます。

●コックを早めに作ろう
通常のショットより早めにコックを入れることで、小さいスイングでも加速してしっかり打つことができます。

バンカーショットで減速は絶対ダメです!

ここで大事なのはテンポ! 早めにコックを入れようとして、打ち急いだり、いつもより速いテンポでバックスイングしないように気をつけてくださいね。

※コック……手首を親指側に折ること

●腕を胸の前でフィニッシュしよう
ボールの手前から入れる意識が強いとインパクトで止まっちゃいます。

なのでボールの手前からクラブヘッドが砂へ潜っていってインパクトを通過するイメージで打ちましょう。

フィニッシュでは胸はターゲット方向へ。そして腕は胸の前へ。

●音をイメージしよう
バンカーショットでは、サッと打つというイメージより、パーンっと砂を弾くようなイメージで打ってみてください。

このパーンっというイメージがクラブヘッドの減速を防いでくれるんです。イメージ大事です。

おまけの砂師匠! フィル・ミケルソン!

最後に砂といえばこの方!

番外編!フィル・ミケルソンのトリックショット、バックワードショットをご覧ください (*´꒳`*)

個人的に大興奮した大好きな動画の1つです。

またYouTubeにフィルのバンカー&ショートゲームの動画がいっぱい上がっているので、ぜひチェックしてみて下さい。

ということで、冒頭でも述べたように砂の種類やライ、少し距離のあるバンカーショットの打ち方はちょっと違います。

まずは基本のショットをしっかりマスターしましょう。

みなさん、大事なのはテンポと自信です!

減速しないようにパーンっとテンポよくナイスアウトしましょう☆