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ゴルフスイング
golfman71
ディボット跡を見れば、スイングやクラブの情報がわかります!
ラウンドに出ると、練習場ではなかなか経験できない状況からのショットを余儀なくされる場合があります。
ここではディボット跡に焦点を当てて解説していきたいと思います。ゴルファーにとって厄介な敵であるディボットですが、しっかりと理解すれば恐れることはありません。
それどころか意外な形で味方になってくれることもあります。
ディボット脱出のポイントはダウンブロー
![](https://dspvdh6gst59b.cloudfront.net/https%3A%2F%2Fwww.learnaboutgolf.com%2Fl%2Fwp-content%2Fuploads%2F2016%2F01%2FAnalyzing-Divots-and-Taking-Corrective-Action.jpg)
ディボットにはまってしまったボールを打ち出す際、必要になるのはダウンブローです。
ダウンブローとはスイング軌道中のクラブヘッドが一番下の位置に来る前に、ボールをインパクトすることを指します。
要するに、下向きに降りてくる最中のクラブヘッドでボールをとらえるのです。
ディボットに沈み込んだボールを見ると体が無意識に反応してボールをすくい上げるようなスイングになり、ダフリやトップを起こしやすくなります。
ミスショットを避けるために、しっかりとしたダウンブローを心がけましょう。
ボールの位置と当てる場所に注目
![](https://dspvdh6gst59b.cloudfront.net/https%3A%2F%2Fi.imgur.com%2Fpw0IQHT.png)
ディボットからのショットの際は、普段よりもボールの位置を右寄りにしましょう。
こうすることでスイングがダウンブローになりやすくなります。
「失敗してトップになってもダフリよりはいい」という理由もあります。
また、クラブヘッドをボールの真下まで鋭角に入れすぎないようにするのもポイントです。
ディボット跡に深く入り込むことでクラブヘッドにかかる抵抗が大きくなり、ダフリやすくなります。
ボールの下半分にフェースを当てるイメージで打ちましょう。
しかし、ディボットに気を取られるあまり、テークバックでグリップが緩み、スイングが不安定になることがあります。
テークバックを小さくして、正確にボールをとらえるようにしましょう。
自分のディボット跡を見れば、自分の欠点がわかる
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自分がアイアンショットをしたときも、ディボット跡が残るはずです。
そのディボット跡をじっくり観察してみれば、自分のスイングに隠れた欠点を見つけることができるでしょう。
ディボット跡が深かった場合、それはダウンブローに打ちすぎていたということになります。
深いディボット跡は、特にミドルアイアン以上の飛距離低下の原因になります。理想は薄くて長いディボット跡が残るスイングだといわれています。
また、ターゲットに対してインサイドアウトに振っているか、アウトサイドインに振っているか。イントウインに振っているかも、ディボット跡を見ればわかります。
ディボット跡から、アイアンのライ角が適切か判断できる
![](https://dspvdh6gst59b.cloudfront.net/http%3A%2F%2Fgiftsforegolfers.com%2Fwp-content%2Fuploads%2F2013%2F06%2Fdivot.jpg)
ライ角とはクラブのソールとシャフトがなす角度のことです。
このライ角が自分のスイングに合っていないと、正確なショットは生まれません。
インパクトの瞬間にソール全体が地面に接しているのが正しいライ角なのですが、自分のディボット跡を確認することで、ソールと地面の接し具合がわかります。
適切なライ角であれば、ディボット跡はソール幅と同じくらいになります。
もしディボット跡がソール幅より細いようならば、ソール全体が接地していないことになり、自分のスイングに合っていないクラブということになります。
トウ側ばかり削れている場合は、ライ角がフラットです。
ヒール側ばかり削れている場合は、ライ角がアップライトです。
ライ角を調整できるアイアン(軟鉄製など)を使用しているのなら、ショップなどでもチェックして、ライ角を調整してみましょう!