ゴルフスイング
TeruさんGolf
レッスンを受けるツラさ!スイングをきちんと変えるには「信頼関係」が必要!
ゴルフを始める段階で、レッスンを受けるという選択をされる方も少なくないのではと思いますが、実際にゴルフを始めてからなかなか上手くいかず、結果的にレッスンを受けるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実は、筆者は後者の選択をしたのですが、現在レッスンを受けることで様々なメリット・デメリットを感じています。
レッスンを受けることで素直に上達するに越したことはありませんが、レッスンはそこまで単純なモノではありません。
意外と受けてみるとなかなか上手くいかない状況が続いてしまうこともあるのです。
今までレッスンを受けたことがないという方の参考になればと思います。
目次
そもそもレッスンを受け始めたキッカケ
そもそも、なぜ筆者はレッスンを受け始めたのかということですが、筆者はゴルフを始めて2年間ずっと独学で練習をしてきました。
しかしある日、「自分がどうやってスイングをしていたのか」まったくわからなくなってしまったのです。
つまり、上手く打てていない原因がまったくわからない状況になってしまいました。
このことは悲惨で、それを払拭するために練習場に行き、150球ほど打ってもいい当たりが1度も出ない、といった状態でした。
その頃、ちょうどよく一緒にラウンドするゴルファーの知り合いのレッスンプロを紹介してもらい、こんな状況ならば一度レッスンを受けてみてきっちりとした理論の中で練習していこう、と思ったのです。
びっくりしたレッスンプロの指導
さて、実際にレッスンを受けてみると、びっくり仰天。
今までスイングしていた感覚とはまったく違ったスイングを教えられたのです。
でも、実際に打ってみるとすごいいい球が出る。
飛距離だけで考えてみても今までより明らかに飛んでいるし、筆者のミスで多かったチーピンがびっくりするほど出なくなりました。
実際、このレッスンを2、3回受けただけでスコアも見違えるようになりました。さて、ここまでは良かったんです。ここまでは。
突然やって来る「打てない期間」
さて、この頃は正直ゴルフが楽しくて仕方ありませんでした。
確かにミスも出るのですが、ミスの原因がわかるわけですから修正することも難しくありません。
むしろ、「このミスを出ないようにすればより上手くなれる」という期待のほうが強かったんです。
しかし、ある日、なぜかまったく打てない期間が襲ってきました。
それまでは少し調子が悪いと思っていてもレッスンに一度行けば簡単に修正できていたのですが、そもそもまったくスイングが変わってしまっていたのです。
その期間としてはなんと1週間。
仕事や予定が立て込んでたった1週間クラブを握らなかっただけで、まったく打てなくなってしまっていたのです。
型崩れの早いレッスンのスイング
そもそも、筆者のように何年か我流で作り上げてきたスイングがある場合、レッスンを受けるとなってもAとBというスイングが存在していることになります。
つまり、今までのスイング=A、新しいレッスンのスイング=Bといった具合にです。
しかし、Bのスイングというのはまだまだ練習し出してから日が浅いわけですから、すぐにスイングが崩れてしまい今までのAのスイングに引っ張られてしまうんですね。
とすると、次は新しいB崩れのスイング=Cというスイングができてしまうことになります。
これが非常に難しいところ。
レッスンを受けるとなると特に初めのうちはかなり頻繁にレッスンと練習に行かないといけないということになります。
どれだけ必死に練習していても、少し練習に行けない期間があると簡単にスイングが崩れてしまうのです。
信頼し続けることが大事
また、レッスンを受けるには「信頼し続ける」といった覚悟が必要になります。
レッスンを受けたからといってすぐに上手くなる、といったことはありません。
だからこそ継続して練習する必要があるのですが、先述の通り、明らかに異なったスイングを指導されることも少なくありません。
こうなると「本当にこのスイングは正しいのだろうか」といった疑心暗鬼に陥ります。
最悪のケースは、ある程度レッスンを受け、Bのスイングを練習したにもかかわらずAのスイングに戻そうとして迷走してしまうことだと言えるでしょう。
つまり、レッスンを受ける際には「どうなってもこのスイングを続けるんだ」といった強い意志が必要になります。
もちろん、実際に教え込まれるスイングが正しくない可能性がありますから、レッスンプロといっても信頼できる方なのかどうかという選択も間違わないようにしましょう。
レッスンや教え込まれることの「怖さ」
よく練習場でも目にする光景ですが、アマチュアゴルファーが最近ゴルフを始めた方に教えているケースがありますよね。
上記のことを考えると、それってとても怖いことだと思いませんか?
なぜなら、まったく根拠のないスイングを教え込まれているからです。
確かにプロでもその可能性がないことはありませんが、レッスンプロの場合、少なくとも何らかの根拠に基づいて指導されていることは間違いないでしょう。
しかしアマチュアゴルファーの場合、自分の経験や自分の感覚を押し付けて話をしているわけですから、より良くないスイングになってしまうことも少なくないのです。
レッスンプロであっても自分の感性に合っていない場合はなかなか上手くならない可能性も少なくありません。
だからこそきちんと身に付けたいのであればレッスンプロの指導を受けるようにしましょう。
また、何度も言いますが、継続していく覚悟はレッスンを受ける側にも必要。中途半端になってしまわないようにレッスンに向き合うようにしてください。