ゴルフスイング
PAR RUSH 01
ショット後にティーは残っていますか?〜ティーペグで考える理想的なドライバーショット!
皆さんは、ドライバーショットでボールが飛んだ後、ティーペグはどうなっていますか?
遠くに飛んでしまって、探してもない! なんていうことがありますか? それとも、折れてしまって、次のホールでは別のティーを使うなどということもあるでしょうか?
ドライバーショットで、ティーペグがどうなっているかは、調子を計るバロメーターなのです!
今回は、このティーペグに関するお話です。
昔のドライバーショットは、基本がアッパーブローだったが、現在はレベルに打っている!
以前のドライバーショットは、アッパーブローに打つというのがセオリーでしたが、クラブの進化とともに、現在ではレベル(水平)ブローからややダウンブローに打つというのが、PGAツアーでは一般的になっています。
このレベルブローにスイングすることで、ドライバーショットのティーペグは、ティーグラウンドに刺さったまま残っているというのが理想です!
PGAツアーの、スピースやマキロイなどのプロがティーショットすると、ティーペグはそのまま残っています。
私達がドライバーショットをすると、前か後に飛んでしまうことが多いと思います!
ドライバーショットで、ティーペグが飛ばないように打つというのはとても難しいことです!
しかし、現在の一流プロは、昔のようにアッパーブローに打つことなく、レベルに近いスイングで、ティーペグを飛ばさないようにスイングしながら、とんでもない飛距離を出しているのです!
これは驚きです!
ティーペグが飛ばないように打つ!
ドライバーショットで、皆さんのティーはどうなっていますか?
普通は、前に飛んでしまって、前のほうを一生懸命に探している、ということが多いかもしれません。
たまに後ろに飛んで、スタンスの少し後にある、ということもあるかもしれません。
ドライバーショットをアッパーブローに打っている限り、大半の場合はティーペグはその場には残りません。ボールと一緒に飛んでいってしまいます。
ドライバーショットでティーペグを飛ばさないように、レベルまたはややダウンブローに打つには、まずボール位置を変更しましょう。
通常は、ドライバーショットでは、ボールを左足かかと線上にセットしていることが多いと思いますが、これをボール半個~1個ほど中に入れて構えます!
このアドレスでスイングすれば、今までよりも、ややダウンブロー気味にスイングすることになります。
これで、レベルに打てて、ティーペグも飛ばないはずです。
ボール位置は人それぞれ違いますので、自分に合った、かかと線上よりも中の位置を見つけてください。
ただし、ここで注意しなければならないのは、ダウンブローの意識が強過ぎると、打ち込むスイングになり、ミスショットの可能性が高くなることです。
ややダウンブローに打つと言いましたが、目指すスイングはアイアンのダウンブローのスイングで、打ち込むのとは違います。
ほぼレベルに打って、ティーペグに触らないように打つ必要があります。これをお間違えないように!
ティーを飛ばさないようにレベルに打つための練習法!
できるだけレベルに打っていくためには、スイングで上下動を抑える必要があります。
もともとゴルフスイングにおいては、身体が極端に沈んだり浮き上がったりしないことが必要で、できる限り上下動を抑える必要があります。
この上下動を抑えるための練習法として、ロングティーに乗ったボールをアイアンで打つ練習をおすすめします。
まずは9番アイアンなどのショートアイアンから始めましょう!
これに慣れてきたら、少しずつ長いクラブで練習して、ユーティリティやフェアウェイウッドなどに移行し、最後はドライバーで練習しましょう!
この時のスイングは、クラブヘッドを浮かせてアドレスして、その浮いた状態からバックスイング〜インパクトとして、ボールを打ちます。
少しでも上下動が出ると、ボールの上側を打ってトップしたり、下側で極端にティーを打ってしまったりします。
これで上手く打てれば、上下動なしにレベルに打つことができるでしょう!
ぜひ、試してみてください!
※練習場によっては、ゴムティーを使ったアイアンの練習を禁じている場所もあります。必ず練習場の指示に従って練習を行ってください。