ゴルフスイング
レッスンプロ・クラフトマン 河野
ボールに上手く当たらない初級者に贈る3つのアドバイス
こんにちは。
レッスンプロ・クラフトマンの河野です。
今回のお話は、ボールに上手く当たらない初級者のゴルファーの方へのアドバイスです。
インパクトは短い距離で身に付ける
ボールに上手く当たらないくらいの初級者の場合、理想を追うのではなく今できることを少しグレードアップする方法で、地力を付けていきます。
力一杯振って、ヘッドスピードが上がってもフェースが開いていたら真っすぐには飛びません。
一番大切なのは、インパクトの時にフェースが目標に正対してボールに当たることです。
これができれば、ボールは目標に向かって飛んで行きます。
しかし、力一杯クラブを振ったのでは簡単にはできません。
小さなバックスイングから徐々に大きくしていき、自分がヘッドコントロールのできる限界を見つけます。
それが70ヤードなら、もう少し工夫をして80ヤードを目標に打てるようになればレベルアップを実感できます。
私は、シングルプレイヤーに、「100ヤードではグリーンを外してはいけませんよ」とよく言います。
シングルプレイヤーでも100ヤードなのです。
コンパクトなスイングを心掛ける
ご自分でコントロールできるのは、思っているより、相当小さなトップスイングだと思います。
トッププロのコンパクトなトップよりもっとコンパクトなトップだと思います。
そこが、今確実に当てることができる大きさのトップです。
それ以上大きくすると、正しいインパクトはできなくなります。
ご自分の限界を知るということはとても大切です。
限界を知り、練習をして徐々にトッププロのトップスイングを目指してください。
次は力加減です、力を入れ過ぎても、やはりフェースコントロールが難しくなります。
ご自分で、これ以上力を入れるとフェースコントロールできないという、力加減の少し手前くらいの力で打ちます。
体重移動は気にしない
次に体重移動を考えないことです。ボールに上手く当たらないのですから、軸がブレる体重移動をしてはいけません。
最初から最後まで左足体重にします。
つまり、アドレスからフィニッシュまで左足体重です。
本人は、左足体重で打っているつもりでも、実際には体重移動という現象は起こっています。
自分のスイングを背中側から録画して見ればわかります。
左足を軸にして(右打ちの場合)体重移動をしなければ、格段にミート率が上がります。
それでも、ダフる場合は頭が上下していると考えられます。
体重移動とは、スイングの中で自然に起こることですから、体重移動をしようと思うと余計にやり過ぎてしまいます。
私の書いた本に『スマートなゴルフスイング』という本がありますのでぜひ参考にしてください。
レッスンプロ・クラフトマンの河野でした。