ゴルフスイング
Nick Jagger
タイガーが「MJ」から学んだパッティングの奥義とは?
パッティングのアドレスに入り、カップを見て、ボールを見て、モジモジしながら、またカップを見て、ボールを見て、やっと打つのかなと思いきや、アドレスを外し、再び素振り……なんて人が時々いますよね。
同伴者は「打たないのか~い!」と思わず突っ込みたくなります。まぁ、このような人はたいていは入りませんよね。
アマチュアはイメージしてから打つまでが長過ぎる
パッティングラインを読んで、ボールが転がっていくイメージを描いてから打つということは、ほとんどの人が実践していると思いますが、イメージしてから打つまでの時間は人によってまちまちです。
もっとも、イメージしてからすぐ打つのであればまだいいのですが、問題は時間をかけ過ぎることです。
ほとんどのアマチュアゴルファーは、そんなに時間をかけたらイメージが消えてしまうんじゃないかと思うほど、打つまでの時間が長過ぎる傾向にあります。
タイガーは4秒以内に打っている
タイガー・ウッズはパッティングラインのイメージが決まってから打つまでに4秒以上かけません。
これは、かつてバスケットボールの神様と言われたマイケル・ジョーダンから授かった知恵なのです。
ジョーダンはフリースローを投げる時、ボールの軌跡をイメージしてから4秒以内に投じて、高い成功率をマークしていたと言います。
タイガーがこれを実行してからというもの、パッティングアベレージが向上し、全盛期を支えた大きな要素になったと言われています。
イメージが消えないうちに打つべし
通常、アマチュアはラインをイメージし、素振りをしてからアドレスをしてストロークを始動します。
アドレスに入ってモジモジしていると、ゆうに4秒以上費やしてしまいます。
もちろん、イメージを持ちつつ、すべてのプロセスを消化していればいいのですが、なかなかそうはいきません。
今後は4秒という時間を念頭において、イメージが消えないうちにストロークに移ってみてください。
倉本プロの本も参考に
そういえば、決断が早く、アドレスに入ったら、サッと打ってしまうのが倉本昌弘プロですよね。
彼の著書に『三秒で打つ』というタイトルの本があります。もし、興味があれば、こちらもお勧めの1冊ですので、読書の秋にいかがでしょうか。