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ゴルフスイング

レッスンプロ・クラフトマン 河野

中学時代の友人が突然来店しました(その3)

こんにちは。

レッスンプロ・クラフトマンの河野です。

今回のお話は、「中学時代の友人が突然来店しました」の3回目です。

友人の悩みは、ショートアイアンの引っ掛けとパッティングでの引っ掛けの悩みです。

今回は、パッティングでの引っ掛けの原因の特定です。

友人のため、言葉使いが乱暴ですが、会話をそのままに記事にしています。

他の生徒様には、当然丁寧な言葉使いを心掛けています。

パッティングで引っ掛けてしまう

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中学時代の友人〇井に、初めてのレッスンをしました。

私「今何が一番問題かな?」

〇井「ショートアイアンが引っ掛かるのと、パッティングも引っ掛かるんだよ」

私「ハンデが大幅に減ったから、スコアを出すのに苦労するだろうから、スコアに一番直結するパッティングを教えるよ」

私の手作りのパッティング練習機は、全長180センチ、ボールの設置場所からカップの入り口まで160センチです。

カップ側にボールを置けば傾斜により落下していきます。

その時に、真っすぐ転がっていくように、簡単な構造ですが、左右の傾斜を調整できるように工夫してあります。

パター練習

真っすぐ転がっていくのを、生徒様に確認してもらうのも、この練習には必要です。

生徒様がボールを打ってミスをした場合、パッティング機がどちらかに傾いているのでは? という疑問を持たないように、ストレートに転がり落ちる様を確認してもらいます。

カップの直径は、10.8センチですが、このパッティング練習機のカップの直径は、8センチです。

それに傾斜も大きくありませんので、ボールスピードが速いこともあり、皆さん、タッチを合わせるのに苦労します。

〇井のパッティングフォームを、動画で撮り悪いところを指摘しました。

●左グリップがフックのため、パターヘッドがカブリやすい。

プロゴルファーには、左手がフックのパッティンググリップをしている方は、ほとんど見かけません。

●手首を使っている(パッティングで手首を使うのは良くない)

●トウを上げて構えるのも、引っ掛かる原因です

上記3点を指摘して、改善方法をレクチャーしました。

サム・スニード

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★USPGA82勝、メジャー7勝のレジェンド「サム・スニード」は、パターイップスに罹(かか)りパッティングには相当苦しんで、独特のサイドサドルというスタイルでパッティングをしていました(サイドサドルはスナップを使いません)。

飛ばし屋のサム・スニードは、スナップを使いボールを飛ばしていたので、パッティングでもスナップを使っていたようです。

サム・スニードのサイドサドルスタイル以前のパッティング動画を観ると、スナップを多用しています。

そのスニードが「生まれ変わったら、手首を使わないパッティングをしたい」と言い残しています。

スナップは、ロングショットの時は使い、パッティングでは使わない。

〇井には、そう説明しました。

レッスンプロ・クラフトマンの河野でした。