ゴルフスイング
PAR RUSH 01
ピンを差したままのパットに異変!〜「あれっ!」と思うことが起こる!?
ゴルフルールの改正で、2019年からピンフラッグを差したままでプレーしている方も多いと思います。
コースで見ると、最近では大半の方がピンを抜かずにプレーしているように思います。
たまたま今回のラウンドで、このルール改正を踏まえて、こんなことにも注意しなければと感じたことがありましたので、ご紹介します!
ピンの位置は基本的に毎日変わります!
皆さんご存知の通り、ゴルフコースのカップは、毎日切り直しています。グリーンの一箇所を傷めないように、カップの位置は変わることになります。
仮に2日続けて同じコースでプレーしても、昨日とカップが違うなぁ! と思うことでしょう。
ただし、雨が降る予報の時などは、グリーンの比較的高い位置に切られますよね!
これにより傾斜がきつくなり、パットに苦労することもあります!
普通は、プレーが終わった後に、切り直されているいることが多いと聞きました。
※写真のように、その日のピンポジションが配られるコースもあります。
ピンフラッグを抜いていれば、ピン位置の近くまで歩いていきますが……
2018年までは、パットをする際には、必ずピンフラッグを抜かなければなりませんでした。
しかし、2019年1月1日からのルール改正で、ピンフラッグを差したままでのプレーがOKになり、ピンフラッグを差してパットをしている人も多いことでしょう。
最初は違和感もありましたが、慣れれば逆に距離感もつかめて、ロングパットなどではとても有効ですよね!
しかし、ピンフラッグを抜かなくなったことで変わったことがあります。
これまではピンフラッグを抜くために必ず1人はカップ際まで歩いていたのが、誰もカップ際を歩くことがないままに、そのホールのプレーを終わることも少なくありません。
全員がOKの距離で終わったら、カップに近寄ることがなくなりました!
この状況を解説すると、カップ周り約30センチの中はあまり踏まれておらず、カップを切った時の状態に近いということになります!
ピンフラッグを差したままのプレーでは、くれぐれもご注意を!
今回も、この状態でラウンドを続けていました。
同伴者のパットが、カップ際で「あれっ! そっちに切れるの?」というパットに遭遇しました。
このホールでは、以前から、特に後半になると、そんな切れ方をすることがありました。
それが、ピンフラッグを抜かずにプレーすることが多くなったので、カップ周りのグリーンの状態がカップを切ったままの状態に近いままなのです。
逆に、「OK」のボールを拾うところまではピンに近づくので、見た目にはわかりにくいですが、カップの回りの30センチぐらいに、微妙な段差ができている可能性があるということです!
ですから、短いパットはこの影響を受けるため、あまり曲がりを読まずに真っすぐに、強めに打つ必要があるでしょう!
この影響は、特にあまり傾斜が強くなくて平らに見えるグリーンで顕著に出ると思いますので、プレーの後半ではくれぐれもご注意ください!
短いパットで泣くことがないように、注意しましょう!