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ゴルフスイング

レッスンプロ・クラフトマン 河野

60歳の誕生日までに100を切るのが目標のa子様(その3)

こんにちは。

レッスンプロ・クラフトマンの河野です。

今回のお話は、アウトサイドインのカット軌道をインサイドアウトの軌道に変える練習方法についてです。

皆さん、ご自分では飛球線に真っすぐ振っているつもりですが、大勢の方がアウトサイドインになってしまいます。

今回ご紹介する練習方法を試し、後方から動画を撮ってみて時々チェックしてみてください。

アウトサイドインのカット軌道をインサイドアウトの軌道に変える練習

a子様は、先日ラウンドをしてハーフとは言えベストスコアを更新したそうです。

今までのベストスコアがハーフ56だったのを52に更新できたそうです。

まだスイングを作っている段階ですので、テクニック的なことは教えていませんが、スイングを合理的でリピータブルな方向に変えていますので良い結果が出初めているのだと思います。

今回は、アウトサイドインのカット軌道をインサイドアウトの軌道に変える練習をしていただきました。
 
練習方法は簡単です。練習マットの上に白く細い30センチくらいの棒をインサイドアウトのヘッド軌道の目安のようにして置きます。

少しインサイドアウトに振るくらいがストレートです

出前持ちスタイルのトップを作り、そこからインサイドアウトのヘッド軌道にして、マットの上に置いた白い棒をなぞるようにヘッドを振り、インサイドアウトのヘッド軌道を覚えます。

すると、ほとんど全員の方が「こんなにインサイドアウトに振るのですか?」と言います。

私「ユックリで良いのでその白い棒の通りに振ってみてください」

生徒様がその白い棒の通りにユックリ振るところを録画してその動画を生徒様に見ていただきますと……。

生徒様「白い棒をなぞって振った時にはすごいインサイドアウトに感じましたが、ほぼストレート軌道ですね、不思議です」

私「スイング中は体が回転していますので、体の回転に合わせて真っすぐに振りますとクラブはインサイドに抜けます。正しい軌道は、目標に向かいヘッドを投げるように振ります」

a子様にもインサイドアウトのヘッド軌道に沿うように、白い30センチの棒をガイドにユックリと振っていただき、インサイドアウトの軌道を体感していただきました。

良いスイングの形になってきました

a子様には、そのインサイドアウト軌道を作るためにアドバイスをしながらテークバックやトップの形、インパクトまでの軌道とフォーロースルーの形までを一通りレクチャーさせていただき形にしてみました。

良いスイングの形になり、ご本人も気に入ったようです。

この形をご自分の物にするには、まだ少し時間が掛かるかと思いますが、無駄のないリピータブルなスイングを作り上げれば、この先スイングの悩みは少なくて済みます。

a子様のスイングの形も見えて来ましたので、近いうちにラウドレッスンをすれば、何か上達のための発見があるかも知れません。

レッスンプロ・クラフトマンの河野でした。