ゴルフスイング
宮下芳雄@プロゴルファー
あの人がお手本!シニアゴルフファーにお勧めのゴルフスイング パート2
こんにちは、ゴルフコーチの宮下芳雄です。
今回はシニアゴルファーにお勧めのゴルフスイングをパート2をお届けします。
パート2ではダウンスイングからフィニッシュまでのお話をさせてください。
では今回もシニア世代の宮下が体に負担の少ないスイングを紹介していきますね!
目次
シニアゴルファーはダウンスイングでルックアップをしろ!
「シニアゴルファーはダウンスイングでルックアップをしろ!」と聞いて、「えっ!?」て思う方が多いことでしょう。
しかし、体が硬くなっているシニアゴルファーにとって、ルックアップすると2つのご褒美があります。
1.スイングの振り抜きが良くなる
肩・骨盤の回転がスムーズになり振り抜きが向上する!
2.ケガのリスクが低くなる
年齢を重ねると肩周りだけでなく首周りも筋肉が硬くなってしまうのです。
ルックアップのイメージでスイングすることで首への負荷が減り、首周りのケガの予防になります!
普段から首に痛みを感じている方は気を付けたいですね!
シニアゴルファーはインパクトで振り遅れろ!
私を含めてシニアゴルファーの多くがインパクトで骨盤の回転を止めてスイングをしています。
これは「ヘッドを走らせろ!」「振り遅れるな!」などのスイングイメージを強く意識しているからです。
近代ゴルフでは骨盤の回転を止めずに逆に回転を強く、さらに速く回転させるスイングへ変わってきています。
そして骨盤の回転を止めてしまうと2つのスイングエラーが生じやすくなります。
1.アーリーエクステンション(ダウンスイングで上半身が伸び上がってしまう)
2.フリップ(ダウンスイングで手首の角度が早く解けてしまう)
このスイングエラーを直すには、表題にもあるように振り遅れるイメージでスイングする必要があります。
写真のようにダウンスイングでかなり腰を開く感じでOKです。
シニアゴルファーはフィニッシュでチェ・ホソン選手をイメージしろ!
チェ・ホソン選手のスイングは「個性的な打ち方」「変則スイング」とよく言われています。
しかし、私はあえてシニアゴルファーさんにはチェ・ホソン選手を見本にしてほしいと考えています。
とくにインパクト以降のスイングです。
インパクトのあと右足を地面から浮かせ、さらに背中を目標方向へ向けるくらい回転させる動作!
一見するとバランスを崩したかのように見えますが、強烈に回転動作を高めた結果なのです。
シニアゴルファーはインパクトで踏ん張らず、チェ・ホソン選手くらいオーバーに回転させると腰への負担を少なくでき、さらに回転スピードも高められ、飛距離も伸びるはずです。
シニアゴルファーは若い人とは違ったことに挑戦をする!
体の柔らかい若いゴルファーとは違い、シニアゴルファーのみなさんには、これまでの常識やセオリーにとらわれることなく!
自身の体(柔軟性)に合ったスイング作りや見本となるプロゴルファーを見つけてほしいと思います。
ではHave a nice golf!