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ゴルフスイング

宮下芳雄@プロゴルファー

シニアゴルフファーにお勧めのゴルフスイング パート1

こんにちは、ゴルフコーチの宮下芳雄です。

私は今年50歳になります。

そんなこともあり、今回はシニアゴルファーに向けた記事を書きました

私自身の経験や、コースレッスンにご参加いただいているシニアゴルファーさんのお悩みも踏まえた内容です。

ではご覧ください!

シニアゴルファーは肩を90度回さなくても良い!

私もこの歳になると体の硬さを強く感じます。

30代の頃よりも肩甲骨周りの柔軟性が低くなっていると感じています。

理想のスイングでは、肩の回転角度は90度が良いと言われていますが、肩甲骨周りが硬いシニアゴルファーは80度でも良いし、もっと言ったら70度でも良いと思っています。

さらに、無理に回転させようとすると首筋や肩を痛めてしまう危険性もあるのです。

自分の柔軟性にあった回転角度を見つけて、無理のないバックスイングをしていきましょう。

シニアゴルファーは左肘は伸ばさないでバックスイングする

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バックスイングでは、左肘を伸ばしながら肩を回転させることが理想と言われています。

しかし現実は、左肘を伸ばすと肩がとても回しづらくなるはずです。

そこで私は左肘を伸ばすことよりも、肩を回転させることを優先させたほうが良いと考えています。

つまり左肘を伸ばすことを意識するあまり、肩が回転できないほうがダメなのです。

チンバックすれば30代の頃のバックスイングに戻れる!?

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みなさん、「チンバック」って言葉ご存知ですか?

伝説のプロゴルファー、ジャック・ニクラウスさんの特徴の一つでもあるスイング動作です。

じつは、肩が硬いシニアゴルファーでもチンバックをすれば回転角度を増やすことができるのです。

チンバックするには、アドレスで鼻筋、あるいはアゴを右側へ向けます。

この時にボールから目は離さず、目の端でボールをしっかり見てくださいね!

とてもシンプルな方法ですが、とても効果が高い方法です。

ヒールアップすれば、バックスイングが10年若返る!?

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私はゴルフを始めて35年経ちます。

その35年の間、「ヒールアップはしたほうが良いのか?」「しないほうが良いのか?」とたびたび議論がされています。

未だにその答えがはっきり出せていないかもしれません。

しかし私は、シニアゴルファーはヒールアップをしてバックスイングをしたほうが良いと考えています。

これにより10年前のバックスイング(回転)に若返らせることができるからです。

たしかにヒールアップすることで軸がぶれたり、ミート率が下がることもあるでしょう。

しかし、スイングのしやすさや、肩の回転角度のことを考えるとヒールアップをしたほうがメリットが多いはずです。

シニアゴルファーさん自身に合ったスイングを見つけてほしい!

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Gridge読者のシニアゴルファーのみなさんには、体に負担のかからない、そして年齢にフィットしたスイングを発見してほしいです。

年齢に合ったスイングを見つけ、シニアゴルファーの皆さんには長くゴルフを楽しんでほしいと願っています。

ではまた次回Gridgeでお会いしましょう!